出版社内容情報
組織からのアプローチと達人たちの活動からサイバーセキュリティを紐解く
<本書の構成>
第I部 NTTのサイバーセキュリティへの取り組み
第1章 ガバナンス
第2章 アーキテクチュア
第3章 脅威インテリジェンス
第4章 研究開発に向けて
第5章 レッドチーム
第6章 バグ・バウンティ・プログラム
第7章 インシデント対応
第8章 人材育成と社内コミュニケーション
第9章 グローバルマネジメント
第10章 対外協力
第11章 情報発信
第12章 トラスト ~第I部のむすび
第II部 NTTグループのプロフェッショナルたち
第13章 NTT Com サイバー攻撃事件の舞台裏「侵入者は対策メンバーのアカウントにもなりすましていた」
第14章 モバイル空間統計が直面した困難「ビッグデータのプライバシーを守れ」
第15章 NTTのCSIRTで“定点観測”する男、その信条は「ギブ&ギブ」
第16章 NTT東日本グループの“セキュリティ検査官”の22年「本当は取材を受けたくなかった」
第17章 NTTテクノクロス土屋直子は、ISO/IEC27000の国際標準化の舞台にどのようにして立ったか?
第18章 ISMS認証の表も裏も知る男 NTTグループで始まった情報セキュリティの抜本的改革に挑む
第19章 NTT西日本のコミュニティ立ち上げ人「叩けよさらば開かれん」
第20章 CSIRTの成熟度を測る「SIM3」 世界にたった6人しかいない“権威”の素顔
第21章 遺伝子ビジネスのセキュリティを守る NTTライフサイエンス設立の「怒涛の日々」
第22章 NTTデータ 新井悠のセキュリティ人生「自分自身を常にアップデートしていたい」
内容説明
組織からのアプローチと達人たちの活動から紐解く。セキュアなデジタル社会の実現は、NTTの企業ミッションの一部だが、社会を構成する全ての企業、個人、自治体等と一緒に取り組むことが不可欠だ。この考えに沿い、本書では敢えて「手の内」を明かすことにした。
目次
第1部 NTTのサイバーセキュリティへの取組み(ガバナンス;アーキテクチュア;脅威インテリジェンス;研究開発;レッドチーム ほか)
第2部 精鋭たちの挑戦(NTT Comサイバー攻撃事件の舞台裏「侵入者は対策メンバーのアカウントにもなりすましていた」;モバイル空間統計が直面した困難「ビッグデータのプライバシーを守れ」;NTTのCSIRTで“定点観測”する男 その信条は「ギブ&ギブ」;NTT東日本グループの“セキュリティ検査官”の22年「本当は取材を受けたくなかった」;NTTテクノクロス土屋直子は、ISO/IEC27000の国際標準化の舞台にどのようにして立ったか? ほか)
著者等紹介
横浜信一[ヨコハマシンイチ]
NTTグループCISO。通商産業省(現:経済産業省)で8年、マッキンゼーで19年、NTTデータで3年のIT経営戦略に関する経験を積んだ後、2014年にNTT入社。以来、日本に本拠地を置く会社としては唯一、営利活動とは切り離したサイバーセキュリティの啓発活動に特化したチームのリーダーを務める。特にサイバーセキュリティの官民連携促進について日本と米国を中心としつつ、欧州・東南アジアでも活動。2015年2月のホワイトハウス・サイバーセキュリティ・サミット(於:米スタンフォード大学)や、2017年9月のG7情報通信・産業大臣会合マルチステークホルダー会議(於:イタリア、トリノ)等にパネリストとして参加。2018年7月にNTTグループCISO就任、グループ全体のサイバーセキュリティ強化を担う。内閣サイバーセキュリティセンター重要インフラ専門調査会、アスペン・グローバル・サイバーセキュリティ・グループ等、国内外の産官学リーダーへの助言も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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