出版社内容情報
幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。
内容説明
作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。雑誌『オレンジページ』の人気連載と河北新報で東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。
目次
第一章 湯気を食べる(湯気を食べる;ディル?;それはまかない ほか)
第二章 風を飲む(萩の月;ほや;菊のおひたしと天ぷら ほか)
第三章 自炊は調律(自炊は調律;たまご丼;パン蒸し ほか)
著者等紹介
くどうれいん[クドウレイン]
作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身。中編小説『氷柱の声』で第165回芥川賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
138
「自炊は自分の調律」とキッパリ言い切るれいんさん。自炊について深く考えたことはなくここまで来ちゃった私。だけど、れいんさんの言ってることは分る。わかるのよ~!「食べもののことを考えてる時間がたのしくて仕方ない」そうそう(笑)でもね、義務で作らなきゃならないと考えると憂鬱な時もあったわよ私。「料理は愛だけど、料理だけが愛ではない」ハイ、夫に聞かせたい!色々楽しく一気読み。一番笑ったのは「木の実売り場はどこですか」でね、れいんさん、私もほやが大好きだ!!2025/07/10
シナモン
105
くどうれいんさん、最近よく目にするので読んでみた。「できたて」にこだわらず献立も日々淡々とくり返し同じもので大丈夫な私には眩しすぎた。自分、歳とったんだな、と実感。エッセイも若い人のは合わなくなってきて寂しい。2025/04/25
ネギっ子gen
76
【余裕がない人生の中で、自分の人生に納得するためのその手段が自炊だった】“食べる”ことのエッセイ集。「おわりに」で、<生きているから温かく、生きているからわたしは書き、作り、食べる。生きているからどうのこうの、なんて言葉でいい気になってまろやかに誤魔化さないでよ、と思ってばかりいるわたしだけれど、やはり湯気の前に立つと、ああ、生きていると思う。これまでよりもずっと自分の暮らしに(いいじゃん)(こんなもんじゃん)と思えるやわらかい夜が増えた。30歳になって厨に立つと、10代のわたしも20代のわたしも>と。⇒2026/06/27
tulip
44
最近、いいなあ、と思っているくどうれいんさんの食にまつわるエッセイ。題名も良いし、装丁も良い。東北の魅力的な食材への愛や、食へのこだわりが彼女の人生そのままなのだろう。文章からは、ほんわかした雰囲気が伝わるのだけれどそれだけでは無く、しっかり芯のある方だと感じる。「わたしの自炊は、趣味ではない。調律だ。」の言葉が響く。私もジューススタンドのフレッシュジュースが好きだし、一人の時のお昼にはごま油でじゅわっと焼いた玉子をご飯にのせて食べるのが好きなので、味覚が合うなあ、と勝手に親近感を覚えながら読んだ。 2025/10/22
りぃぃ
39
食べることに関するエッセイ。表現が分かりやすくて読みながら頭に浮かんで幸せな気分に。ご主人の反応が分かりやすくて、かわいくていいな!!2025/08/26




