出版社内容情報
子育て、仕事、それだけでも十分大変なのに、その上介護を担わなければならないダブルケア。未来をはぐくむ「育児」、現在を支える「仕事」を優先しながら、どう「介護」と向き合うか、そのヒントとなる一冊。
内容説明
仕事も子育ても介護も!ゆるやかな見守り。介護費用の管理。要介護度と受けられるサービス。在宅、入居の施設。時間管理、メンタルケア。職場との交渉術。家族との分担。
目次
第1章 親の異変を感じたらまずやっておきたいこと(親の体の衰えが心配。チェックすべきことは?;遠隔で見守るにはどんな方法がある? ほか)
第2章 親が元気なうちに介護の希望、お金の問題を確認する(親が元気なうちに話し合っておくべきことは?;介護って、費用はいくらくらいかかるの? ほか)
第3章 いざ介護が必要になったとき、慌てず動くための基礎知識(介護支援サービスにはどんなものがある?;在宅介護のサービスについて詳しく知りたい ほか)
第4章 親の突然の体の不調に備える!急なことにどう対応する?(親から緊急SOS!どう対応したらいい?;親が急に倒れたが、仕事を抜けられない、どうすれば? ほか)
第5章 子育て中の介護、どう乗り切る?(子育てと介護が重なる「ダブルケア」について知りたい;子育てと介護を両立しながら「介護離職」を避ける方法は? ほか)
著者等紹介
室津瞳[ムロツヒトミ]
NPO法人こだまの集い代表理事。看護師・介護福祉士。自身が経験したダブルケアの難しさから、社会支援の整備やダブルケア当事者の課題解決のため、「NPO法人こだまの集い」を設立。ダブルケアと就労の両立を目指した対話型のワークショップ、同じ立場の人どうし話ができるダブルケアカフェ、セミナーや講演会、研究活動、執筆活動など、多岐にわたるアプローチでダブルケアの問題に取り組んでいる
増田裕子[マスダユウコ]
日本社会事業大学非常勤講師。保育士・社会福祉士資格を有し、仕事と育児の両立を研究。自身も仕事をする中で「仕事と育児の両立」を経験し、大学院で研究の道へ進む。育児と仕事の両立について研究を進める中で、ダブルケアに着目。2023年9月に「育児と介護のダブルケア期に働く女性への仮説的支援モデルに関する研究~ワーク・ファミリー・コンフリクトとストレングスの視点から~」で博士号を取得。今後ますます増えることが予測されるダブルケア期の女性について、介護離職問題やこども福祉に関する研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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