目次
第1章 向きあう(これがほしいから、これがあれば、へ;残りゆくもの;いまの自分に必要なもの ほか)
第2章 整える(整えの日;何のために整えるのか;そのときまで ほか)
第3章 つづける(流れ、動くように;ゆるやかに動く;とりあえずをやめる ほか)
著者等紹介
広瀬裕子[ヒロセユウコ]
文筆家・編集者。単行本の執筆をしながら、「衣食住」+「からだ・こころ」について活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Syo
42
これはいい。 断捨離や部屋の整理に 関する本をいっぱい 読んできたけれど これが一番しっくりくるかも。 かろやかに。 自分の居心地が良い場所に。 違和感を覚え、 自分がその気になったら。 最後に本はokっていうのも バッチリ。 そう本棚が邪魔になってるの。 さぁ今日からやろうかな。2019/03/20
青木 蓮友
34
あまりの共感に心臓がジンジンきました。ああ、もうダメ押し的に虜になってしまった。これから目線の先の人びとにこの広瀬裕子さんも加わることになります。わたしの6つ上の広瀬さん、52歳でしたかねこの本は。わたしはまもなく50だから実にちょうどよく背中を押された、全肯定されたような感覚。考え方感じ方が似ている人が自分の少し先を歩いている、この歩幅でいいですかこの方向で、姿勢で。素敵だと思います、憧れます、見ならいます。なんと心強いことでしょう。ただひとつ、愛猫用のものはどうされてるのかちょっと気になりました。2021/06/16
布遊
34
6ポストイット。*自分がどういたいのか、どういう空間に身を置きたいのか。*収納は取り出しやすさ。*「違和感」をなくすのは思っている以上に大切。*人が何かを経験し、たのしかったり、美しいと感じたりするのは、自分のなかにそういう引き出しをつくるためにある。*自分の持っている力や性質、いのちを「生かす」ことが、「生きる」こと。筆者はいつも大型のスーツケースを見えるところに置いてあり、引っ越しの準備は1日あればできるとか・・読んでいてすっきりと落ち着く本。もっと自分のこころがゆったりとしている時に読めたら良かった2018/05/17
kum
29
心にストンと落ちる言葉が多かった。/「これが必要」「これはもう手放そう」と、選択をすると自分が変わったことを知る。「それまで」と「いま、これから」の境界線がそこにある。/整理された空間を見ると、それまでの流れがすこし変わっていることに気づく。場が整うと同時に、気持ちの整理もつき、回復し、時間の流れに「区切り」がついたことを知る。/ただ減らすのではなく、これからの人生に必要なものを選択していく、その先の心の持ちようの変化にとても興味がある。「あたらしい風景の中で生きていこう」というのはとてもいい言葉。2023/06/04
布遊
29
良いこと書いてあるーって読んでいたけれど、再読だった~笑~広瀬さんの本は読んだ記憶があったけれど、同じ本とは・・*整えているのは「こころ」「からだ」であり、生きることそのもの*意外となくても大丈夫*汚れたらするのではなく毎日するのが掃除*正絹のはたき*何のために整えるのかー自分と向き合うため*やる気が起きないと言うことは、それほど強く思っていないから、起きるまで待てばいい*どう納めるかより、どう取り出せるのか。2019/08/19