内容説明
多くの日本人は変化に気づいていないが、明らかに日本は安くなり貧しくなった。あの良き日本はどこへ行ったのか。
目次
第一章 日本は夢の国ではなくなった(夢を追って日本へ;日本は夢の国だった ほか)
第二章 アナログからデジタル化失敗のつけ(いまの生活に満足、なのに何が心配か;NTTはどこに消えたのか ほか)
第三章 甘っちょろい「善人政治」が問題(専門性を問わない日本の大臣;台湾や韓国と何が違うのか ほか)
第四章 ジャングルの中の日本が危ない(日本が危ない;日本の自立、自存の道 ほか)
第五章 「明治維新級」の改革が必要(まずは、政治システムを変えよう;選挙制度を変えよう ほか)
著者等紹介
李相哲[リソウテツ]
龍谷大学 社会学部教授。1959年、中国生まれ。中国北京中央民族大学卒業後、新聞記者を経て1987年に来日。上智大学大学院にて博士(Ph.D.新聞学)学位取得。1998年龍谷大学准教授、2005年より現職。98年に日本国籍取得。2019年8月YouTubeチャンネル、「李相哲テレビ」を開設、これまで再生回数は約1億回にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とろ子
4
日本を好きでいてくださって日本を心配してくださるのは有り難いのですが、提案されている内容は全てとは言いませんが反対です。2025/04/11
みんな本や雑誌が大好き!?
1
本書で紹介されている「東郭先生」の寓話(やさしい先生が狡猾な狼を助けたものの食われる…)を読んで、「狼=コミュニスト=中共(北朝鮮・韓国左翼政権?)」ではないかと思いました。李さんによると、「東郭先生」を中国の辞書では「悪い人間に慈悲を施す愚かな人間を指す言葉」として使われているそうです。ここ半世紀の日本そのものでは? こんな愚かな先生ではなく、賢い農民として日本は今後行動するべきでしょう。きっと、中共の要人たちは、半世紀前から田中角栄やニクソンやキッシンジャーを「東郭先生」と「讃えていた」のでしょう。2025/04/25
Go Extreme
1
日本の変化と衰退: 夢の国 経済停滞 デジタル後進 給料横ばい 若者流出 GDP順位 技術革新失速 政治課題: 善人政治 専門性欠如 世襲政治 官僚依存 政治改革 首相公選制 選挙制度不備 国民の無関心 安全保障: 核抑止力 兵役義務 自立自存 周辺国脅威 米国依存 安全保障 教育改革 愛国心育成 社会と教育: 英語教育 教育制度改革 デジタル教育 情報格差 若者意識 教育競争力 ICT普及 メディア責任 国家再生: 明治維新級改革 首相直接選挙 市民意識変革 デジタル化推進 経済再生 国家奉仕 社会改革2025/03/29
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