内容説明
限りある日々をいつくしみ男のダンディズムと父性と向き合った至高のノンフィクション。
目次
1 父のしおり(水際の塑像;親は自分の生活にプライドを持っていることを知らせよ ほか)
2 太平洋の悪夢 ’65トランスパックレース(反省;新記録 ほか)
3 一点鐘(’66サマークルージング;過ぎゆく夏よ ほか)
4 彼女の名は(「コンテッサ」;私がもし大金持ちだったら ほか)
5 拝啓息子たちへ―父から四人の子へ人生の手紙(父と母の役割;父親の不在 ほか)
著者等紹介
石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)。弟の石原裕次郎との兄弟愛を綴ったミリオンセラー『弟』や田中角栄を描いた『天才』など、多くのヒット作を生んだ、日本文学を代表する人気作家の一人である。また元衆議院議員、元東京都知事としても活躍、世代を越えて多くの人に愛された。2022年2月1日、逝去。享年89(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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