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内容説明
死の直前、延べ十二時間にわたって行われた最後のインタビュー。彼は何を語り遺したのか―。
目次
第1章 喜劇役者小松政夫
第2章 酒が染みる夜
第3章 高倉健 男の美学を教える立ち姿
第4章 萩原健一 破天荒さと自意識の狭間で
第5章 樹木希林 生き方が言葉の宝石箱
第6章 植木等 分かっちゃいるけどやめられない
著者等紹介
小菅宏[コスガヒロシ]
作家。東京都出身。立教大学(在学中シナリオ研究所終了)卒業後、株式会社集英社入社。週刊誌・月刊誌の編集を経て独立(1990年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
18
喜劇役者として60年近く活躍した氏の語る、自身の芸能生活。思い出やエピソードなど、出てくる名前は綺羅星のごとく、昭和の芸能界に興味がある人なら読んで損なしの面白さなのですが、肝心の小松政夫氏の人生や芸能活動が系統立てて語られているわけではないので(時系列的にも行ったり来たりする)、そこが残念だったかもしれません。内容自体は面白かったです。2021/08/12
Go Extreme
2
喜劇役者小松政夫 酒が染みる夜 高倉健:男の美学を教える立ち姿 萩原健一:破天荒さと自意識の狭間で 樹木希林:生き方が言葉の宝石箱 植木等:分かっちゃいるけどやめられない2021/08/28
Kolon
1
素晴らしい本だった。 ある種の哲学書と言っても過言ではない。 小松政夫氏の遺言には、喜劇俳優と言う実態の掴み難い職業を選んだ矜持や信念が語られている。 唯一の師匠である植木等氏との出会いは氏にとって幸運だったと言える。 付き人の小松氏を常に気にかけていた植木等氏の人間性は、当時の芸能界では例外だろうが、2人のケミカルが合っていたのは神の差配だろう。 小松氏が共演者に関して語る氏の視点は出来るだけ客観的でいようとしている。 折り合いの悪かった萩原健一氏についても冷静に語っている。 お勧めの書である。2021/11/09
kobayo
0
喜劇俳優として代表的な人物の人となり、影響を受けた人々を知ることができた。植木等がギタリストとしても一流だったというのは知らなかった。2024/10/13
jouta h.
0
死の直前12時間の生き生きとしたインタビュー。小松与太八左衛門に合掌!2022/03/30