芥川賞直木賞秘話

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芥川賞直木賞秘話

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865900972
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

一夜にして有名になり人生が変わる、それが芥川賞、直木賞。門外不出、“極秘扱い”の人間模様が初めて公開された。これは日本の文学史における一級の資料、ドラマである。

目次

1 候補作品がそろうまで
2 選考委員会前後
3 なぜこのような受賞作になったか
4 一夜にして有名人になり、人生が変わる
5 話題の受賞者、受賞作
6 受賞式の表裏

著者等紹介

高橋一清[タカハシカズキヨ]
昭和19(1944)年、島根県益田市に生まれる。同42(1967)年、早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒業、株式会社文藝春秋に入社。平成2(1990)年より「別册文藝春秋」編集長、同6(1994)年からは「文春文庫」部長、同8(1996)年より日本文学振興会事務局長、翌9年に理事として同財団の運営に当たる。同12(2000)年、「私たちが生きた20世紀」特別編集長。以後、「文藝春秋臨時増刊」編集長を定年退社まで務めた。同17(2005)年4月より同31(2019)年3月まで松江観光文化プロデューサー。現在、「湖都松江」編集を担当、「松江文学学校」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hiro

75
年二回の芥川賞・直木賞の候補者の発表時期が近づくと、好きな作家が候補になっているか気になる。また普段読んだ後内容も忘れていまう小説も多いなか、この両賞の受賞作で読んだ小説は不思議なほどしっかりと覚えている。そんな数ある日本の文学賞でも最も権威がある両賞に長く、深くかかわった著者の経験したこと、知ることとなった事実が書かれた本書を読むと、両賞の歴史の大きさとすごさを感じることができた。今回から平野啓一郎、三浦しをん両氏が選考委員となるとのことだが、選考委員も若返りながら両賞の歴史が末永く続くことを願う。2020/07/22

Natsuko

24
文芸春秋にて芥川賞・直木賞に携わり続け、運営と進行の責任者を務めた著者。読み始めは裏表の知識の詳しさに、まるでオタク本のような面白さを味わったが、読み進めるうちに筆者の熱い想いに引き込まれた。まさに全身全霊で作品を読み、選び、選ぶ人を選び、受賞者の人生も背負ってきた人生。時には選考委員の入れ替えを提案するなど敵を作りながらも、目先の流行にとらわれることなく、蛇行する大河を思い浮かべながら今受賞すべき作品を選び続けた半生に誇りを感じる。今後の読書の楽しみがまた一つ増えたと確信。2020/08/18

パトラッシュ

10
日本で最も有名な文学賞なので両賞に関する著作は多いが、長く文藝春秋内部から受賞者のみならず候補者に選考委員、編集者や取材記者まで見てきた著者は、一般には知識人と思われている文学者とその周辺にうごめく面々の俗物性を容赦なく描き出す。受賞式への招待状が来なくなったのを激怒する記者やプライドの高さから文章の改良を拒む作家、固く秘密を守る選考会場の料亭に賞金を前借りする中上健次などは笑うしかないし、勝手にパーティーに紛れて飲み食いする常習犯などバルザックの小説の登場人物だ。これは高橋一清版『大いなる助走』だろう。2020/01/27

Gaudi

4
綿谷さんと金原さんが芥川賞を受賞し、話題となったのは平成15年のこと。両書ともミリオンセラーとなりました。 近年の芥川賞作品は、どうも馴染めないものが多いのですが、芥川賞をなんとかしなくては、という声は昔からあったのですね。 両賞にまつわる興味深いお話が続きました。2020/02/23

冨井 丸

3
★★☆☆☆ 一言で言えば、少し面白かった。ただ、自分はそこまでマニアじゃないので知らないことが多くて楽しめなかった。ま、読む前から重重予想はしてたんやけど…。勝手に西村賢太、田中慎弥、車谷長吉の話を楽しみにしてたけど、西村賢太と田中慎弥が一文字も出てこなくてがっかりした。嫌われてる予感…。ま、受賞会見の動画を見れば満足するんやけど…。車谷長吉は少しだけ触れられていた。居酒屋で待つ候補者、集まる記者、捕まらない受賞者、固定電話、酒、煙草etc、ワイワイガヤガヤの昭和チックな雰囲気が紙面から感じられた。2022/09/11

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