内容説明
日本資本主義の父と呼ばれた男が説く「八方塞がり」にならないための経営哲学と人間関係。
目次
第1章 人生に「遅すぎる」はない(いま在る自分を決然と認めよ草木は決して鳥獣にはなれない。―日々を天命と覚悟した人生;人生を「富貴」で評価してはならない己の欲するところにおいて完全燃焼すべし。―「自分評価」という尺度で生きていく ほか)
第2章 相手の能力を活かす「援助」とは(初対面で心得るべきこと一斎、孟子、孔子の人物鑑定法。―日々を天命と覚悟した人生;「適材適所」の本質を問え部下を活かすのか、自分を活かすのか。―不確実な時代の「正論」と「現実」 ほか)
第3章 決心と迷いは二人三脚、熟考せよ(拝金主義の現代社会に我が身を問う職業に貴賎なくも、稼ぎ方に貴賎なきや。―「稼ぐが勝ち」という時代風潮に染まらない;お金は正しく使えケチと守銭奴は、全人格をも否定される。―しっかり集めて、正しく使って人生は拓ける ほか)
第4章 「運」を呼び込む「出会い」と「ご縁」(逆境の克服に二法あり甘受するか、渾身の努力をするか。―逆境は、本質を見極めて対処すべし;「福」もまた会話が招く言葉には禍福の分岐点がある。―一言半句に細心の注意を払って、これを口にせよ ほか)
第5章 「待つ」という処し方(「待つ」という処し方時宜を得て花は爛漫たり。―現実を甘受し、運命に実を投げてみよ;天道の是非を問わず現実は矛盾の中に存在する。―人は「心」でなく、目に見える「行動」で評価 ほか)
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市出身。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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