目次
第1章 一人を生きる
第2章 深く人間を学べるのが結婚
第3章 根も葉もある夫婦の事情
第4章 相手を受け入れるということ
第5章 折衷という偉大さ
第6章 運と不運は宿命と考える
第7章 家族という“荷”の扱い
第8章 愛は寛容なもの
第9章 人生の理
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京生まれ。作家。聖心女子大学文学部英文科卒業。『遠来の客たち』(筑摩書房)が芥川賞候補となり、文壇にデビューする。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者。1972年から2012年まで、海外邦人宣教者活動援助後援会代表。1995年から2005年まで、日本財団会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シルク
1
著者が80手前での作品。何やら政治の部分にも出ていた時に「あれ?」と思う言動があったように思うのだが、立派な人が必ずしも人間的に成熟して立派とは限らないのかも知れない。齢を重ねて来た方にはいくらお勉強が出来ても、ノーベル賞を取っても、その手前の歳の人にはわからない事があるものだが、残念ながら、この作品にはあまり感じられることは無かった。カトリックの教えに添った生き方を説かれても、というと失礼だが。2020/08/14
Remi
1
夫とケンカしているタイミングでこの本の新聞広告が目にとまった。 結婚して6年…夫婦とは想像していた以上に難しいものだと実感している時期。そんな時に読んでよかった! 自分が抱えていた夫婦の悩みが吹っ飛んだ。別に大丈夫みたい。…というより、ウチの、旦那って夫としてはむしろイイのかも。 同感、納得の連続。 これからの生き方も学べる良本だった。2019/02/11
えっちゃん
0
人生の出来事の味は、与えられた味つけを基本にして、文句を言わず自分なりに好みの味に変えるほかはない。 人間は変わる。変わるためには時間が要る。うんと年を取るのも悪くないと、思わせてくれます。2019/06/22