内容説明
ポップで元気すぎる昭和四十年代の世相を背景に、弾ける佐藤愛子。愛子さんのユーモアエッセイのはしりとなった代表作。
目次
一日クレオパトラの記
恋愛ホテルの夜は更けて
パトカー同乗、深夜を行く
ピンク映画ただいま撮影中
誰のための万博か
馬はハンサム、馬券は単勝
こんばんは、ノゾきます
鼻高きが故に幸せならず
“おとなの玩具”で平和を!
お化けなんてこわくない〔ほか〕
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、昭和54年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、平成12年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月に春の叙勲で旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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