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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miyu
42
去年のうちに読み終わっていたのに感想をあげられなかった。自分に勇気がなくこのお話をきちんと受け止められるような器量もなかった。その世界は自分の存在している現実とあまりにも違いすぎて、単純な経験と知識しかない私には語れないものが厳然とある。誰にも受け入れられる話ではないし嫌悪さえ持つ人もいるだろう。BLというジャンルで括ってしまうのには抵抗さえ感じる。しかしたぶん作者の伝えたかったことの大部分はBLの世界だけでようやく日の目を見ることが出来たのかもしれない。あまりにも真剣であまりにも苦しい。作者も作品も。2017/03/12
ずっきん
22
ベースはまんま道警のあの有名な『稲葉事件』。鬼戸の警察でのキャリアもまんま稲葉と同じ。そしてカテゴリーはBL。大好きな深町秋生さんが強力にオススメしていたとはいえ、私はBL読みではないし、二番煎じ感が拭えず長らく積ん読本となっていた。だがしかし!すごいわ、これ!なんでもっと早く読まなかったのだろう。深町さん、疑ってごめんなさい!番外編、『コオリの女王』の破滅と滅びの美学に追い討ちをかけられ、朦朧とした状態でいざ下巻へ!2018/01/03
くさてる
22
感想の言葉を奪う作品。ヤクザと刑事。かれらの物語の速度と濃さに「まだ上巻だよね?」と確認したくなった。生きることをただ疾走するようなふたりの男、出会ってしまった魂の物語。そして巻末の「コオリの女王」の胸の迫りかたよ。佐伯の母は正しい親ではないかもしれないれど、正しく佐伯を愛していたと私は思う。だから佐伯は、あの城にたどりつけなかったのだ。2017/05/22
eirianda
14
凄いものを読んでしまった。ホラーと思い込んで購入したら、心身痛む壮絶な話だった。初BLなんだけど、きっとこれBLじゃない。これを描く作者の精神力…只者じゃないわ。2017/04/26
愛希
14
刑事×ヤクザ。痛々しく殺伐としていてバイオレンスな内容。美人だけどエグい過去を持つ受けが切なかった。受けが慕っていた友人視点の話が哀しい。痛々しいシーンと受けと攻めがたまにやる恋人ごっこみたいなふざけたシーンの差がすごい(笑)美人ヤクザ受けに萌える。 ★★★★☆2016/03/14
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