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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
40
絵は好きだけど、いまいち引っかからなかった。表題作なんて先輩のどこにそんな見捨てられない魅力があるのか分からなかったよ…。前説がないまま本題が進んじゃっておいてけぼり食らって、結局追いつかないまま終わっちゃったというか。誰にも共感できないまま読みきっちゃった感じです。もったいない…。2つ目のは途中夢の中の話だと思いながら読んじゃってたし(←自己責任 笑)、3つ目のバッドエンドは好みじゃなくてショックでした。愛のない意地悪は嫌いです…。唯一最後のヤンキーは良かったかな?終平の性格がいまいち掴めなかったけど。2015/10/04
GREEN
29
短編集です。 森世さんは前作「ロマンティック上等」がとても良かったので期待してました(笑) 今回はオメガバーズではなく普通のBLでしたが、やっぱり一筋縄でいかない執着愛にドキドキでした。 森世さんは本当に外さない方ですね~ 蛍介先輩のエスカレートする要求と、叶えられないけどどんどん好きになっていく和泉の関係は本当にドキドキで、ラストがどうなるんだろうって最後までじっくり読ませてくれました。 これも間違いのない名作になる予感です。 2016/06/19
玉響
25
君と僕はいつだって真逆だった。好きでもない人と付き合う事はできなかったし、好きな人と付き合う事もできなかった。一度も好きだと口にした事すらなかった僕はただの臆病者だ。そう、僕には相変わらず勇気がない。対照的に自由奔放に振る舞う君が羨ましかったけれど。君になりたかった訳でもないし、ましてやその他大勢の一人になりたかった訳でもない。ただ、君の特別になりたくて。ただ、嫌われたくなくて。けれど、気付く。最初から好かれてなどなかった事に。あぁ、そうか。結局僕は誰にもなれない――。2016/04/25
野森(のもり)
23
総じて攻めがクズ?ゲス?くて狂気じみてて良かったです。「誰にもなれない」はどうにか主人公を幸せにしてあげてほしいですね。可哀想すぎる。表題作は墓の前でそんなことしてバチが当たらないかヒヤヒヤしましたが、だんだん先輩が面倒くさいごじらせた奴に見えてきて愛しくなりました。青少年流シリーズはこの本の中では爽やか高校生もので可愛らしかったです。別れたくなくて泣いてる受けにキュンとしました。森世さんは来月オメガバースものの新刊が出るということで、そちらも楽しみです。2015/08/29
白魚
22
えげつないけど、すごい心に響くBLだなぁ… キャラの歪んでるかんじとか、心理描写とかがすごくうまいし、お墓のまえでセックスとか普通思いつかないよ…すごい新人さんがきたなって感じがします。2015/12/15