国立民族学博物館論集<br> 近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク

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国立民族学博物館論集
近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク

  • 吉江 貴文【編】
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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865820355
  • NDC分類 236.05
  • Cコード C3022

内容説明

“文書主義”が、スペイン植民地帝国を作り上げた原動力だった!マドリードの王宮から、新大陸およびフィリピンの植民地の最末端にいたるまで、二つの大洋を跨いで縦横に行き交った膨大な文書群をさまざまな角度から読み解き、スペイン帝国形成の原動力を究明。

目次

序 「近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク」の構想と課題
第1部 文書循環サイクルの成立過程(スペイン帝国の植民地統治と文書―中央アメリカのチアパス地方王庫(1540~1549)を事例として
スペイン帝国の文書ネットワーク・システムとフィリピン―インディアス総合文書館所蔵フィリピン総督文書の検討
検索可能なアーカイブの構築―スペイン異端審問の文書管理
イエズス会のグローバルな文書ネットワーク・システム―スペイン領南米パラグアイ管区の「年報」を中心に)
第2部 文書の物質的諸相(紙の上の集住化―イエズス会ペルー管区モホス地方の洗礼簿の分析;植民地都市ラパスにおける公証人の文書作成術と公証人マニュアルの影響;テンプル/聖ヨハネ騎士団カルチュレールと文書管理―生成・機能分化・時間)
第3部 帝国周辺社会における文書ダイナミズムの実相(有力入植者と王権をつないだ文書―初期メキシコ植民地の事例から;植民地時代メキシコ中央部の先住民村落における「権原証書」(t´itulos primordiales)の作成と使用
先住民の文書利用―17世紀ペルー・ワマンガの公正証書の分析を通じて
スペイン領メキシコにおける簿記行為―シモン・バエスの帳簿を中心に)
第4部 研究者の集合知(近代ヒスパニック世界における文書ネットワーク・システムの成立と展開―共同研究の集合知の可視化の試み)
付論 「集合知の可視化プロジェクト」に対する編集からのコメント

著者等紹介

吉江貴文[ヨシエタカフミ]
1965年生まれ。博士(学術)(総合研究大学院大学)。広島市立大学・国際学部准教授。専門は文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。現在は、近代スペインを発信地とする公文書管理システムのラテンアメリカ地域への移植・変容・融合の史的プロセスについて文書論の視座から研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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