出版社内容情報
なんじゃこりゃ!?思わず二度見する!!
日本全国都道府県にある寺社の狛犬たちを収めた狛犬大全。威風堂々迫力の狛犬、珍妙な思わず吹き出してしまう狛犬、家に一匹欲しくなる究極にかわいい狛犬まで…。全国寺社の歴史まで詳しくなれる!日本の歴史遺産がつまった一冊。
オールカラー
内容説明
壮観!威風堂々!個性爆発!なんじゃこりゃ!?思わず二度見する!!初めて明らかにされる日本全国に燦然と輝く名石工たちの芸術!きっと、あなたも狛犬が好きになる。
目次
関東の狛犬(酒列磯前神社(茨城県)
御岩神社(茨城県) ほか)
北海道・東北の狛犬(江部乙神社(北海道)
帯廣神社(北海道) ほか)
中部の狛犬(三珠町熊野神社(山梨県)
柳原神社(山梨県) ほか)
近畿・中国の狛犬(野蔵神社(滋賀県)
安羅神社(滋賀県) ほか)
四国・九州・沖縄の狛犬(大麻比古神社(徳島県)
三島神社(徳島県) ほか)
著者等紹介
荒勝俊[アラカツトシ]
1957年、茨城県に生まれる。早稲田大学理工学術院総合研究所上級研究員/研究院教授。農学博士/技術士。専門はバイオテクノロジー。30年ほど前から仕事のかたわら全国の神社仏閣を巡り、狛犬や仏像の魅力にとりつかれる。東京狛犬散歩の会主宰。朝日カルチャーセンター講師。東京都大田区生涯学習インストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
172
狛犬の歴史と、全国各地の狛犬。いろいろな表情や造形があって興味深い。昭和に入って、愛知岡崎の石工·六代目酒井孫兵衛が狛犬の寸法を記した設計図を作成し全国的に量産され、今では6、7割が岡崎型狛犬に置き換わっているらしい。でも、また多様性の時代になっていくんじゃないでしょうか。それと、バイオテクノロジーの専門家が狛犬の沼にハマるのも面白い。2024/11/16
starbro
131
日本全国の寺社で狛犬を見かけますが、魔力がありそうな怖そうで精巧な物からゆるキャラのような物まで千差万別でした(笑) http://sakurasha.com/2024/10/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%8B%9B%E7%8A%AC%E5%A4%A7%E5%85%A8/ 2025/02/11
nonpono
47
20代、友達と東海道をテーマに歩いたことがある。運動不足のわたしには険しい道のりもあったが、目の前に悠然と輝く富士山と神社仏閣で迎えてくれるこま犬を眺めるのが慰安だった。疲れのピークに友達に「いつかこま犬の写真集を作りたい」と宣言。それ以来、こま犬に注目しているわたし。そして図書館で見つけた本書。眺めているだけで楽しい。メソポタミア文明の頃から王を守る獅子としてまた日本には飛鳥時代に中国から伝来。本当、本書を眺めると多種多様なこま犬がいる。系統もあるらしい。今年もたくさんのこま犬に出会いながら参詣したい。2025/03/13
あおい
16
かわいい、かっこいい、ユーモラス、狛犬?…日本全国の狛犬さんが紹介されています。顔の感じも風格あるものから猿?宇宙人?みたいに個性的なものまで様々。表紙の村社鹿島神社(福島)の狛犬はすごくカッコいい。2024/12/16
さっちも
15
昨年末にどうしても欲しくなって2体家にある。1つは瀬戸系だろうか陶器の緑の狛犬。1つは犬かも分からない加彩の中国のもの(たぶん偽物)。禍々しさと可愛さと頼もしさとが同居した何とも不思議な造形物だ狛犬は。中国が獅子系の置物を造っていたのにインスパイアされて日本人は身近な犬に寄せていったのかと勝手に推測する。この本では不細工可愛い系の狛犬が、それも想像を超えるオカッパ頭や顔のひしゃげたのが確認できた。それも実家や昔住んでた新潟、長野辺りにあり地団駄踏む思いだ。見に行きたい衝動にかられる2025/04/28