スルガ銀行かぼちゃの馬車事件―四四〇億円の借金帳消しを勝ち取った男たち

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スルガ銀行かぼちゃの馬車事件―四四〇億円の借金帳消しを勝ち取った男たち

  • 大下 英治【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865812848
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

不正融資は返済せず!前例なき奇跡の決着!

2018年に世間を騒がせた「スルガ銀行不正融資事件」は、被害者約250名が抱える不動産担保ローン合計残高約440億円をスルガ銀行(沼津市)が「帳消し」にするという、金融史上前例のない解決となった。
事件の裏にあったのは、スルガ銀行と不動産業者や仲介業者が共謀して土地代や建築費を水増しした上、不正融資でシェアハウス「かぼちゃの馬車」を購入させるという構図。そして業者が経営難に陥った結果、オーナーはひとりにつき1億円以上の債務を負わされたのだ。

自己破産する者、自殺する者もいるなか、生きる道を探そうとひとりの被害者が立ち上がった。「おれたちはすでに経済的に死んでいる。これ以上何を恐れることがある?」彼は仲間を集めて被害者同盟をつくり、凄腕弁護士・河合弘之氏に依頼、スルガ銀行を相手に闘う決意をする。

河合弁護士の発案・指示のもと、同盟のメンバーによる本店・支店前でのデモや株主総会での直談判などが行われ、次第に揺らいでくるスルガ銀行の牙城。勝てる見込みがないと言われた地銀の雄・スルガ銀行を相手に、代物弁済という借金帳消しを勝ち取った男たちのノンフィクション!

内容説明

不正融資は返済せず!金融史上前例なき奇跡の決着!世間を騒がせた「スルガ銀行不正融資事件」。地銀の雄・スルガ銀行に決死の白兵戦で挑み、「代物弁済=借金帳消し」を勝ち取った男たちの闘い!

目次

第1章 二億円の不動産融資
第2章 悪徳業者たち
第3章 凄腕弁護士河合弘之
第4章 決死の白兵戦
第5章 「地銀のお手本」の虚構
第6章 不倒の詐欺師たち
第7章 勝利へ、借金帳消し

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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楽駿

36
川崎図書館本。銀行に戦いを挑むって事は、医療裁判でほとんど勝てないのと同じようなものだと思う。その中で、完全勝利と言って良い闘いの記録。これは奇跡だ。そして、本当にひどいスルガスキームだった。二重の中抜きにより、不当に高い価格のシェアハウスを購入させ、30年の価格保証をうたいながら、1回も収入を得ていない人も多い。ここまでなら、銀行が絡んでいない時点では、自己責任の声も出ようが、収入面でローンの難しい事を知りながら、偽の収入証明となる、加工された通帳を使い、ローンをねじ込む。更に抱き合わせローンまで。→2021/09/30

おいしゃん

29
シェアハウスを舞台にした、地銀と不動産屋による集団詐欺。相手が相手だけに、立ち向かうのは絶対不可能と言われながらも、債務帳消しを勝ち取った面々のドキュメント。たとえ一般市民でも、団結すればこれだけの運動を起こせるのか、と驚くこと必至。そしてこれだけの不祥事を起こしながら、それでも組織がなくならない銀行って、ある意味すごい。2022/03/04

kan

14
徹夜で一気に読んでしまった。共有リビングすらない女性専用のシェアハウス投資なんて怪しさ満点だし、入居者に派遣仕事も斡旋する計画だとかピンハネ貧困ビジネスだし、こんなのひっかからないわ、とも思うが銀行までグルとなれば話は別。次々とカモを得ないと成立しないスキームなので、あの手この手で不正融資しては建てまくる、自転車操業&焼畑農業のような集金詐欺だ。被害者達の強い連帯と弁護士の手腕に感服。ふと気になり文中の会社を調べたら、私が学生時代にアルバイトしていた不動産会社の人が絡んでいる模様。全面解決を望むばかり。2021/08/15

hideto

10
正直、スルガ銀行には悪いイメージはありませんでした。サッカーの試合の冠スポンサーをつとめたりしていたからです。ところが数年前、ニュースでスルガ銀行が吊るし上げられているのを見ましたが、詳しいことまではわからず。改めてこの本を読んで、その時のことが蘇りました。まさかここまでひどい銀行だったとは。スルガ銀行が融資するということで安心した被害者の方も多かったことでしょう。痛快な結果となりましたが、自分も勝手なイメージに惑わされないようにしないとと思いました。2021/11/14

のり

6
業界に身を置く一人として、当時の事が気になり手にしました。ノルマ必達のゴリゴリ文化、嫌いではないけど、この令和の時代、食らい付いて行く人間はマイノリティ…億する物件を金融資産だから、銀行が太鼓判を押しているからという理由で、現地確認すらしないのはありえんだろうと思ったのは、私だけなのだろうか。2023/04/04

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