アメリカ大使館 神といわれた同時通訳者―英日・日英通訳のカミワザ

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アメリカ大使館 神といわれた同時通訳者―英日・日英通訳のカミワザ

  • 松本 道弘【著】
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  • さくら舎(2020/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865812350
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

同時通訳者の一流の英語&日本語!

1969年のアポロ11号の月面着陸の中継を同時通訳し、一般の人たちに「同時通訳」というものを知らしめ、神といわれた同時通訳者・西山千(セン)。その頃著者は大阪でサラリーマンをしながら英語の講師などもしていたが、西山千に声をかけられ、アメリカ大使館で同時通訳者として共に働くことになる。当時のアメリカ大使館はまるで植民地のようで、また人を機械のように使い捨てる風習、他人を蹴落としてのぼっていく実力主義から、殺伐とした空気が漂っていた。そのなかで著者は、センから猛烈な「しごき」を受けながら、同時通訳の極意を学んでいく。しかし、少しのミスも許されない環境で、やがてセンも著者も大使館を追われていく……。

「通訳とは単に言葉を訳すのではなく、そのウラにある思いや文化も汲んで訳さなければならない」「通訳とは、シンボルの交換である」通訳名人・西山千のきらめくような言葉から、同時代に活躍した村松増美をはじめとするほかの通訳者たちの言葉も交えつつ、同時通訳の神経をすり減らすような厳しさ、そのなかにある喜びを語る。戦勝国と敗戦国の狭間で生きる、同時通訳者たちの過酷な宿命!

内容説明

アポロ11号月面着陸の同時通訳で有名な西山千は、同時通訳者の神といわれた。センを師と仰ぎ、大使館で共に過ごした著者が明らかにする同時通訳者たちの実像!

目次

第1章 同時通訳・蛹期間
第2章 植民地・アメリカ大使館
第3章 天才センとの日々
第4章 同時通訳者の光と影
第5章 崖っぷち
第6章 同時通訳者、それぞれの運命

著者等紹介

松本道弘[マツモトミチヒロ]
1940年、大阪府に生まれる。国際ディベート学会会長。関西学院大学を卒業し、日商岩井、アメリカ大使館同時通訳者、日興証券(国際業務役員秘書)、NHK教育テレビ上級英会話番組「STEP2」講師などを経る。世界初の英語による異文化コミュニケーション検定「ICEE」を開発。日本にディベートを広めたことでも知られる。インターネットテレビ「NONES CHANNEL」で「GLOBAL INSIDE」に出演。英語道の私塾「紘道館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yomineko@猫と共に生きる

69
先月亡くなられた同時通訳の神様の著書。大学2年で既にネイティブも舌を巻く英語力を持ちながら海外経験ゼロというのが驚異的!英語「道」を推進しておられた。こんな著者でもアメリカ大使館での勤務は精神的・肉体的に超ハード。原点主義、白人至上主義の中でかなりご苦労されている。読みながら、早く辞めてと願っていた。アポロの月着陸を同通した西山千先生を尊敬してやまない。同通も逐次通訳も単に言葉の入れ替えではなく、心が必要。普通の人には到底不可能な神の領域に達しておられた先生。もっと長生きしてほしかった😢2022/04/04

たまきら

36
伝説の同時通訳者であり、著者の師匠であった西山千氏の思い出を自分の半生とともに語っている本です。嘘がなくて面白いエピソードがたくさんあるのに、文章のアクが強くてもったいないなあ…。日本にもアメリカにも居場所がなかった西山さんは、イサム・ノグチと重なりました。彼ほどではないかもしれないけれど、帰国子女や「ハーフ」もコミュニティからはじかれるのよ…。2023/04/09

クリスタル東京

3
自分の英語の師匠の著作。苦闘がここまで丹念に描かれたものは初めて。2022/09/19

良さん

2
松本先生の同時通訳は何度か目の前で見てそのプロの技はすごいと思っていた。その松本先生をはるかに超えるカミワザの西山千氏を紹介した本。一般人には到底うかがい知ることのできないプロの中のプロのやりとりはまさに「文化の衝突」と言えるだろう。 【心に残った言葉】同時通訳とは、まさに高尚な「話芸(a spoken art)」であり、(西山千氏の、同通のワークショップならまた大使館に戻ってきますよ、との発言は…良さん注)芸術的感動を再体験したい、という熱い想いではなかったか。(179頁)2020/09/05

月華

1
図書館 2020年2月発行。当時の日記を振り返りながら書かれた内容でした。2022/04/27

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