パリの「赤いバラ」といわれた女―日本初の国際女優谷洋子の生涯

個数:

パリの「赤いバラ」といわれた女―日本初の国際女優谷洋子の生涯

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865812091
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

知られざる大女優の美しくリッチで波乱の生き方

谷洋子(1926~1999)の祖母は鏑木清方の有名な美人画のモデル。この鏑木の美人画「築地明石町」は44年ぶりに世に出て、国立近代美術館が購入。今年の11月から展覧会で一般公開される。母はモダンガールで佳人薄命の美人。文字通り美の家系のセレブが、一年間という条件で単身、パリに留学。しかし、本心はそのまま滞在し、パリで女優を目指すつもりだった。

谷洋子は、歌手アズナブールなどが出演している最高位キャバレー「クレイジー・ホース」で稼ぎながら、女優を目指し、フランス映画、アメリカ映画、イタリア映画に出演、1957年にイギリス映画の大作「風は知らない」で主役を勝ち取った。この映画で谷洋子は欧米では完全に国際映画スターとして認知され、出演依頼が殺到する。その後、数々の著名人、藤田嗣治、レジェ、ブラック、ブラマンク、ローランサンなどと交流、富と名声を手にする。

内容説明

まだヨーロッパが遠かった時代に、美の家系に生まれながら日本を脱出、ひとりぼっちでフランスへ。愛と恋とスクリーンに賭けた女の一生!知られざる大女優の美しくリッチな生き方!

目次

プロローグ 巴里からパリへの連なり
第1章 出生の地パリへ
第2章 祖母・母からの恋と知のDNA
第3章 運命の出会い、映画界へのデビュー
第4章 国際女優への脱皮と離婚
第5章 華やかなキャリアの“区切り”
第6章 取り巻く人々の“愛”
第7章 「自由人」の美学
第8章 パリに死す
エピローグ 魅力的な一匹の仔猫

著者等紹介

遠藤突無也[エンドウトムヤ]
東京都に生まれる。歌手、日仏映画研究家。1992年よりパリでの歌手活動を開始し、コアなライブハウスにて独自のプログラムを作り上げていく。1996年、世界的な作曲家アンジェロ・バダラメンティに見出され、同氏プロデュースにより「Ruby Dragonflies」をリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

39
谷洋子さんといっても、どんな女優だったか全く知りませんでした。著書を読むと、パリだけでなく、海外で活躍されていたことが書かれています。出演された作品では「青い目の蝶々さん」が有名でしょうか。谷洋子という女優、そして彼女の祖母、母と三代にわたる物語なのですが、どうにも頭に入ってきません。エキゾチックなお顔立ちは、海外で人気があったことを想像できます。機会があれば作品も見てみたいと思います。2019/10/14

yyrn

20
戦前・戦後の洋画好きには、懐かしさとともに新たな気づきもあって面白い本。私はこの本の主役、谷洋子という「国際女優」を知らなかった。活躍時期がずいぶん昔で、主な舞台も遠くフランスだったためだが、フランスに縁のある著者が興味を持って調べ始めると次々と色々な人間関係が(映画界はもとより、政治や経済界にも繋がりが)判明し、関係者への取材を進めていくうちにのめり込み、とうとう一冊の本にまとめあげてしまった力作。表紙の写真は現代でも十分通用すると思うが、これが60年以上前の写真だということに驚く。岸恵子とも親しかった2019/11/30

みこれっと

3
去年出版の比較的最近の本でした。こういった女性がいたとは全く知りませんでした。よく取材されたと思います。かなり多面的に表しているので彼女をとりまく人物が多いですが、頑張って読みました(笑)おどろきは亡くなってから高価なエンバーミングを施したという逸話。すごいなー2020/07/01

naok1118

2
映画は好きだが、谷洋子は記憶にない。カルネ作品も見ていると思うが印象にない。洋子は一般家庭ではなく、ある面で日本を動かしていた父のもとに生まれ、祖母、母と続く芸能家肌の幸福な幼少期を過ごし、やりたいことを見つけて進んでいくという生き方ができた人だ。ただ、この本では「パリの赤いバラ」感が伝わらない。その期間だけに焦点を当ててみれば、きっと「赤いバラ」だったのだろうなと思う。残念。2020/04/03

TOMYTOMY

1
歴史と映画史的にも興味深い。あまり話題にされないフランスをまたにかけた日本人女優2023/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14108596
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品