内容説明
今、このときにまっすぐ向き合って生きる。生きていれば、さけられない苦痛を味わうときがある。そこで逃げずに立ち向かえば、必ず明るい明日が待っている。
目次
第1章 苦しみのなかから(不自由だからこそ感じる幸せ;落語は貧乏を楽しい貧乏に変える ほか)
第2章 煩悩だらけの自分に気づく(刺客が驚いた西郷隆盛のあきれた姿;小さなこだわりや執着を払い去る ほか)
第3章 ひたすら独りで歩む(権力に屈せず純禅を貫く;達磨大師が喝破する功徳の意味 ほか)
第4章 生涯、未熟を思い知る(道元禅師の未熟なとき;目連の母親の大供養会とお盆 ほか)
著者等紹介
金嶽宗信[カネタケソウシン]
1961年、東京都青梅市に生まれる。12歳で京都大徳寺大宣院住職尾宗園師に就き得度。1983年、二松学舎大学文学部卒業。10年間の小僧生活、10年間の大徳寺僧堂での雲水修行を経て、東京・渋谷区広尾の臨済宗大徳寺派香林院住職となる。宗会議員、保護司、教誨師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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