内容説明
絶頂から奈落へ、優良大企業はなぜ潰れたか!一世を風靡した「絶対潰れない会社」が、倒産、解体へと追い込まれた。一時代を築いた社長たちは、いかに時代と切り結び、どこで道を誤ったのか。成功への道はそれぞれ異なるが、奈落の底に落ちる軌跡は、いつの世も変わらない。巨大倒産9ケースから読み取る“失敗する社長の本質”!
目次
第1章 タカタ―三代目が世界シェア2位企業を潰した
第2章 大昭和製紙―会社を私物化した社長がやりたい放題
第3章 佐世保重工業―再建王が紛骨砕身したドロ沼労使紛争
第4章 ミサワホーム―社長暴走でトヨタに乗っ取られる
第5章 そごう―日本一の百貨店王の栄光と没落
第6章 安宅産業―組織を腐蝕させた創業家の壟断
第7章 セゾングループ―時代をつくり自壊した感性経営
第8章 三光汽船―大バクチに敗れた世界一のタンカー会社
第9章 シャープ―エセ同族経営が招いた天国と地獄
著者等紹介
有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済事件などをテーマに取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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