海外大型M&A 大失敗の内幕

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海外大型M&A 大失敗の内幕

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810080
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

食うか食われるかの闘いの内幕!タケダ、キリン、JT、ソニー、三菱地所など名だたる大企業9社の大失敗が物語るM&Aの罠と教訓!

ソニー、松下電器、JT・・・M&A失敗事例の罠と教訓!
海外M&Aは、成長時間の短縮、新興国など新市場の獲得、強みの合体によるシナジー効果など理想的な経営戦略に思える。しかし、実際はどうか。資産調査(デューデリジェンス)不足による高値づかみ、想定外の劣悪案件、うまくいかない経営統合、マネジメント人材不足による経営の丸投げ、利益を圧迫する巨額買収費や「のれん」代の処理……など、さまざまな落とし穴に足をすくわれる企業が多く、むしろ成功ケースは稀だ。
本書ではバブル期~現代までの、大型M&A9案件の大失敗例をひもとき、その原因を経営戦略、人物(経営者)の両面から分析。数字で理知的に語られる失敗の裏から、リアルで生々しい経営者の判断ミスが浮かび上がる!!

1)武田薬品工業~グローバル化を急ぐ落とし穴
2)ブリヂストン~権限委譲が招いたリスクマネジメントの蹉跌
3)ソニー~買収事業のマネジメントを丸投げ
4)三菱地所~日本流の投資判断は通用せず
5)松下電器産業~戦略なき財テク買収の末路
6)日本たばこ産業~海外巨額M&Aの代償
7)日本板硝子~グローバル経営の人材・力量不足
8)第一三共~ババをつかまされた調査能力不足
9)キリン~M&Aで売上高達成の目論見ならず

【著者紹介】
経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『経営者を格付けする』(草思社)、『経済情報の裏読み 先読み』『世襲企業の興亡』『非情な社長が「儲ける」会社をつくる』(以上、さくら舎)、『リーダーズ・イン・ジャパン』(実業之日本社)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『創業家物語』(講談社+α文庫)、『強欲企業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

内容説明

なぜ、あり得ない失敗が続出するのか!?食うか食われるかの闘いの内幕!!破綻する大資本の力の買収!!日本の名だたる大企業9社の大失敗が物語るM&Aの罠と教訓!

目次

第1章 武田薬品工業―グローバル化を急ぐ落とし穴 米バイオ医薬品ミレニアム社、スイス製薬会社ナイコメッド社の買収
第2章 ブリヂストン―権限委譲が招いた蹉跌 米ファイアストンの買収
第3章 ソニー―買収事業のマネジメントを丸投げ 米コロンビア映画の買収
第4章 三菱地所―日本流の投資判断は通用せず 米ロックフェラー・センターの買収
第5章 松下電器産業―戦略なき財テク買収の末路 米映画会社MCAの買収
第6章 日本たばこ産業―海外巨額M&Aの代償 米RJRナビスコ海外たばこ事業、英たばこ会社ギャラハーの買収
第7章 日本板硝子―グローバル経営の人材・力量不足 英ピルキントン社の買収
第8章 第一三共―“ババ”をつかまされた調査能力の欠如 インド製薬大手ランバクシー社の買収
第9章 キリン―M&Aで売上高達成の目論見ならず ブラジルのビール会社スキンカリオール社の買収

著者等紹介

有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たす

9
日系企業の海外M&Aの実例をまとめて知れたので良かった。確かに後で振り返れば失敗は必然のように感じるが、当時関わっていた人にとっては、その選択肢に突き進むよりなかったんだろう。逆にどうしたら成功するのか、成功例のまとめもあれば、相乗効果も相まって、より学びが深まりそう。2023/10/19

くりりんワイン漬け

4
海外大型M&Aで大失敗した内幕をかいた本であるが、本書読了後にJTのM&Aを読んだ。ここでは失敗した点を記載がないが苦慮した点が詳しく記載されている。できることなら、この2冊をセットで読んでいただけると、異なる視点をもってより理解を深めることができる。

多分、器用です

3
武田製薬、ブリジストン、ソニーなど海外企業との大型案件の失敗例を説明してくれていて、とても興味深く読めた。しかし、これだけ読むと、ほんと日本人ってバカばっか笑2015/12/23

Great Eagle

2
非常に参考になる内容でした。日本企業がグローバルに羽ばたこうとするにあたって、何故上手くいかないのかを多くの企業の実例で示しており、とても興味深い内容でした。M&Aは経営判断であり、その杜撰な判断が、こういう背景だったのかといった驚くべき内容でもあります。でも、経営判断なんて、案外そういうものなのかもしれませんね。下っ端にはよくは分かりません。2015/09/09

tiki

1
各章のボリュームを、当時の買収担当者やアナリストへのインタビューなどを通して、3倍ずつくらいにしてくれると著者の切れ味鋭い指摘に納得感が増す気がするが、今のままでは少し消化不良。2020/12/13

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