思考力の方法―聴く力篇

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思考力の方法―聴く力篇

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865810066
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大事な部分は聴いて頭に入れることができる!「聴く」ことから「思考力」が身につく!よく聴いて思考の流れを知る「思考の整理学」。

「聴く」ことから「思考する力」が身につく!

「聴く」と「聞く」。「聴く」は注意深く聴くことで、単なる聞こえることとは違う。注意して聴きつづけることはかなり疲れるため、講演会でもつい居眠りしてしまう人は多い。大事なことを聴いて頭に入れる力が弱っているのである。思考の流れについていくのが下手な人が多い日本は、「耳バカ社会」になっている。

知性とは「聴く」「話す」「読む」「書く」の4つがすべて揃って養われる。「読む」「書く」が重視されている現代だが、「聴く力」=人の話をよく聴くことから「思考力」が深まっていく。
思考力の方法としての「聴く力」について考える。

?T 耳バカ社会
?U 基本は「聴く話す」
?V 「読む書く」重視の欠陥
?W 日本語の大問題
?X 知は「聴く話す」「読む書く」生活から

【著者紹介】
1923年、愛知県に生まれる。英文学者、評論家、エッセイスト。お茶の水女子大学名誉教授、文学博士。東京文理科大学英文科卒業後、雑誌「英語青年」編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任。専門の英文学をはじめ、言語論、教育論など広範囲にわたり独創的な仕事を続ける。著書にはミリオンセラーとなった『思考の整理学』(ちくま文庫)をはじめ、『「マイナス」のプラス-反常識の人生論』(講談社)、『「人生二毛作」のすすめ』(飛鳥新社)、『失敗の効用』(みすず書房)、『思考力』(さくら舎)、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)、『老いの整理学』(扶桑社新書)、『外山滋比古著作集』(全8巻、みすず書房)などがある。

内容説明

大事な部分は聴いて頭に入れる!よく聴いて思考の流れを知る「思考の整理学」!!“知の巨人”が明かす「聴く」ことから「思考する力」が身につく法。

目次

1 「聴く」が聡明のはじまり(講演は聴くべきもの;耳バカ社会;消えた“耳学問” ほか)
2 思考を深める「聴く話す」(「読む書く」の前に「聴く話す」;耳のことばが思考を支える;四十ヵ条の暗黒 ほか)
3 「読む書く」重視の落とし穴(音読と黙読;日本語の難点;既知の読み、未知の読み ほか)
4 日本語の大問題(ことばの距離感覚;向き合いたくない;悪魔のことば ほか)
5 知となる「聴く話す」(ことばの西高東低;思考を生むもの;耳が弱いと困ったことに ほか)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県に生まれる。英文学者、評論家、エッセイスト。お茶の水女子大学名誉教授、文学博士。東京文理科大学英文科卒業後、雑誌「英語青年」編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任。専門の英文学をはじめ、言語論、教育論など広範囲にわたり独創的な仕事を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

34
日本人の耳は、本当に大事なことを聴いて、頭に入れる力が弱っている。思考の流れについていくことが下手なのである(16頁)。日本人の思考がひ弱なのは、ことばが生活から離れすぎた点に原因がある(68頁)。暮らし起点のことば創造を。本来、頭には記憶型と忘却型があるのに、記憶型の頭のみを承認して、いびつな知識社会が栄える(83頁)。文章は、話すことばの要約、圧縮である(126頁)。文章を書くのがむずかしいのは、その問題を自分なりに乗りこえなくてはならないから(128頁)。2016/01/04

mari

17
思考力うんぬんというより、聴くことが大事と、一言でいえばそんな感じ。聞く聴くの違いなど。なぜ聴くことがそんなに大事なのかという根拠があまりないように思う。でも確かに目をつぶってモロモロの音を聞くといろんな発見がありますね。まずはしっかり聴きたい。2015/07/09

bros

14
図書館新刊棚で読む。思考の整理学を読んでから、どのくらい経過してたか。普段仕事で、聞くことが多いだけに、気をつけていたつもりだが、まだまだ、聴く力不足を感じた。耳からの言葉を軽視していたからだな。と反省。聴力よりも、視角優先の社会の中で、コミュニケーションしていく昨今。どれだけ自身に意識して行動するか。今日から始めよう。2015/04/04

のぶのぶ

14
「人と交わり、会って、話す。」ことが大事だなあと改めて感じた。仕事でグッと深まっていくのは話をしたとき。小学校に入学すると読む・書くことが多く、今まで話す・聴くことが中心だった子が戸惑うわけだ。どうも4つの力をバラバラに考えているが、4つをつなげていくことを考えていきたい。聴くことに繋がる話題を楽しく読みましたが、ハウツー本では、ありません。聴くこと、考えてみたくなります。2015/04/02

Squirrel

13
気になっていた著者。やっと手にとってみた。内容をじっくり読み込んだわけではないが、気になるワードがいくつかあった。「耳バカ」「耳の関所」「パラグラフ」「ことばの西高東低」。特にパラグラフについては、単語そのものも意味もこれで初めて知ったが、翻訳本がしっくりこなかった理由はこれだったかもと思った。全体的に今が否定されている印象がある内容ではあるが、「聴く話す読む書く」バランスよく身につけたいものだ。2015/05/10

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