内容説明
今年度の「アジア太平洋と関西 関西経済白書2020」では、Part1で「アジア太平洋の政治経済の現況と課題」、Part2で「関西経済の直面する問題と回復へのシナリオ」という2つのテーマを携えた。また、今年度は、新たな取組としてPart3に、COVID‐19感染拡大の動態と、日本と世界主要国の対応状況を、クロノロジーとしてまとめた。Part1では、昨年12月に中国武漢市で最初の感染症例が報告されたCOVID‐19を含め、世界で注目されている諸リスクを検討し、アジアのグローバル・バリューチェーン(GVC)を取り上げて、リスクへの対策と課題を分析した。中国依存型のGVCが、この先大きく変化する可能性を考察した。Part2では、関西経済が直面している問題と回復を目指す上で必要となる課題を取り上げた。昨年10月に実施された消費税引き上げと、現在も感染拡大が続くCOVID‐19の影響を含めて、日本そして関西経済を分析した。そして、インバウンド需要が消失している中、ポストコロナを見据えたインバウンド戦略について解説した。
目次
1 アジア太平洋の政治経済の現況と課題(アジア太平洋地域を巡る2020年の主要論点;アジア太平洋の各国・地域事情)
2 関西経済の直面する問題と回復へのシナリオ(日本・関西経済の回顧と予測;日本・関西経済の課題と展望;関西経済とインバウンド戦略―ポストコロナを見据えて ほか)
3 COVID‐19 Chronology
4 資料編(データで見る関西;各種年表)
-
- 電子書籍
- 異世界から来た魔族、拾いました。 うっ…