ブラームス・ヴァリエーション

個数:
  • ポイントキャンペーン

ブラームス・ヴァリエーション

  • 新保 祐司【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 藤原書店(2023/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 52pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 13時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865783841
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0095

内容説明

ブラームスを通して歌う“近代への挽歌”。コロナ禍の逼塞の日々に、にわかに耳を打ったヨハネス・ブラームス(1833‐97)。ベートーヴェン以後、近代ヨーロッパが黄昏を迎える19世紀を生きたこの変奏曲の大家の、ほぼ全作品を「一日一曲」聴き続ける。音楽の主題から、文学・思想・人間・世界・文明へと自在に「変奏」を展開し、現代への批判の視座を見出す、文芸批評の新しいかたち。

目次

第1部 ブラームス・ヴァリエーション(「僕はただ物の哀れへ浸ることのいよ深きを希求するばかりだ。」(中原中也「日記」一九三四年、二十七歳)
「人類の最善は第十九世紀を以つて言尽くされたのではあるまい乎。第二十世紀に入りて世はハツキリと末世に入つたやうな感がする。」(内村鑑三「日記」一九二六年三月十八日)
『西洋音楽史を聴く―バロック・クラシック・ロマン派の本質』を読む
「わが国の近代文学の青春を、永遠の若さのままで記念する双児の星座といえましょう。」(中村光夫))
第2部 ブラームス全曲をめぐる手記(交響曲第1番 ハ短調 作品68(8月2日)
交響曲第2番 ニ長調 作品73(8月3日)
交響曲第2番の四手ピアノ用編曲版(8月4日)
交響曲第3番 ヘ長調 作品90(8月5日)
交響曲第4番 ホ短長 作品98(8月6日) ほか)

著者等紹介

新保祐司[シンポユウジ]
1953年生。東京大学文学部仏文科卒業。文芸批評家。2007年、第8回正論新風賞、2017年、第33回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fondsaule

24
★★★☆☆ 前半は自分の知識の足りなさを痛感させられながらの読書。 後半ようやく楽しめる読書に。 でも、共感できるところは少なかったなぁ。2023/08/15

コチ吉

8
ブラームスの音楽に「物のあはれ」を聴き、シェーンベルク以後の現代音楽を一刀両断するのは、多くの霊感に満ちたシェーンベルク以後のいくつかの音楽を愛する私には同感できないところ。しかし歳を重ねるに連れ、ブラームスの音楽へ一層傾倒している自分に気付く。私にもアラウの「ヘンデルヴァリエーション」ばかり聴いていた時期があった。グールドの「間奏曲集」は曲と演奏家の最も幸せな邂逅。2023/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21030798
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。