感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BLACK無糖好き
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本書は、植民地主義をめぐるフランス-アルジェリア関係と日本-朝鮮関係の比較史研究。植民地責任論あるいは植民地支配責任を追求する立場から、多様なルーツの研究者の夫々の専門分野での論考を編集。ただ、具体的に比較分析を行ってるわけではなく、個々の論考から何を感じ取るかは読者に委ねられている。植民地の歴史をどう記憶するかは、日本でも教科書問題などで度々論争となるが、フランスにおけるアルジェリア問題は、アクターが多様なためにより複雑な構造となっている点を改めて感じた。ここは大嶋えり子教授の著作が役立った。2024/01/23
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- 和書
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