内容説明
名コラムニストが、人間とは、思想とは何かを問う。長年にわたって読売新聞の書評委員を務め、書物を通じて人間を、歴史を考えてきた著者が、政治とは何か、日本とは何か、そして、人間とは何かを問いかける書評集、第二弾。長短の書評に加え、単行本解説、「橋本五郎文庫」のこと、そして著作でたどる小泉信三論を収録。
目次
第1部 「自由」と「民主」(学問と思想;国家とは何か;人と政治)
第2部 日本とは何か(歴史のなかの日本;日本の根源)
第3部 生きるということ(生きることの哲学;文学の力)
著者等紹介
橋本五郎[ハシモトゴロウ]
読売新聞特別編集委員。1946年秋田県生まれ。70年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任。2006年より現職。読売新聞紙上で「五郎ワールド」を連載し、書評委員も20年以上にわたって担当している。2014年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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