感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニテスは中州へ泳ぐ
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★☆☆☆☆ 色んな学問分野から「人の日常的世界観に馴染まない概念」を引っ張ってきて「隠されたリアリティ」という括りで安直にひとまとめにしてる神秘主義本。 「私たちの感覚器官と相互作用する物(と、そこから説明される実在)」という世界観を批判するのはどこかシュタイナー教育的だが、議論の組み立て方が雑だと思う。 「人間には伺い知れぬ世界がある」と考えないと社会全体が俗化するという批判は『読書するプログラマ』でも読んだが、「世界の外に人に触れ得ぬものがある」系の主張は得てして独断的になりがち。2020/04/08
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