Bourdieu Library<br> 世界の悲惨 〈3〉

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Bourdieu Library
世界の悲惨 〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 1533/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865782578
  • NDC分類 361.235
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ブルデュー社会学の集大成! 完結

世界の悲惨とは、哲学の悲惨に他ならない。ブルデュー最後の闘いの序曲。第3分冊では、国民戦線の活動家、失業中の女優、物理学研究者などの語りに加え、社会学者としての「聞きとり」を成立させるための方法論を明かす。


目次(第3分冊)

第Ⅵ部 遺産相続の矛盾 ピエール・ブルデュー
 学校という宿命 アラン・アカルド
  ジャーナリスト 〈聞き手〉アラン・アカルド
 暴力についての対話 エマニュエル・ブルデュー
  ナイトクラブの用心棒 〈聞き手〉エマニュエル・ブルデュー
 成功のジレンマ シャルル・スリエ
  恵まれない子どもの教育に携わる小学校教師 〈聞き手〉シャルル・スリエ
 反抗心 エマニュエル・ブルデュー
  国民戦線の若い活動家 〈聞き手〉ドゥニ・ポダリデス
 王道の果ての袋小路 エマニュエル・ブルデュー/ドゥニ・ポダリデス
  失業中の女優 〈聞き手〉ドゥニ・ポダリデス
 家族の夢 ピエール・ブルデュー
  物理学専攻の高等師範学校生 〈聞き手〉ローラン・ブルデュー
 妻であり、仕事のパートナーであること ジャン=ピエール・ファゲル
  映画編集者の女性 〈聞き手〉ジャン=ピエール・ファゲル
 呪 い アブデルマレク・サヤド
  「移民労働者」 〈聞き手〉アブデルマレク・サヤド
 使 者 フランシーヌ・ミュエル=ドレフュス
  モロッコ出身の女子学生 〈聞き手〉フランシーヌ・ミュエル=ドレフュス
 解 放 アブデルマレク・サヤド
  若いアルジェリア人女性 〈聞き手〉アブデルマレク・サヤド
 モノ扱いされる病人 フランソワ・ボンヴァン
  入院中の女性 〈聞き手〉フランソワ・ボンヴァン
 残った者たち ロジーヌ・クリスタン
  アヴェロンの農家の夫婦 〈聞き手〉ロジーヌ・クリスタン
 孤 独 ガブリエル・バラーズ
  高齢の女性 〈聞き手〉ガブリエル・バラーズ

第Ⅶ部 理解するとは ピエール・ブルデュー
 押しつけ
  ■客観化への抵抗
  ■尋 問 (ピエール・ブルデュー/ガブリエル・バラーズ)
  ■二つの尋問

 あとがき (ピエール・ブルデュー)
 監訳者解説(櫻本陽一)
 監訳者あとがき
 用語解説(荒井文雄)
 事項索引/人名索引/本書の協力者について


【カバーソデ紹介】 生きることを苦しいものに、それどころかほとんど不可能にしているメカニズムを意識へと到達させることは、それを無効にすることではない。様々な矛盾を明るみに出すことは、それを解決することではない。
しかし、社会学が発するメッセージの社会的有効性についてどんなに懐疑的であろうとも、そのメッセージが及ぼす作用がゼロであると考えることはできない。
現に苦しんでいる人々が自分の苦しみを社会的な原因に帰して罪の意識から脱却する可能性を持つことができるようにし、また、最も個人的な領域にある最も内密なものも含めたあらゆる形態の不幸について、人々が共同して隠蔽しているその社会的起源を広く知らしめるからである。
〔右のような〕総括には、一見そう見えるのとは違って、絶望的なものはまったくない。というのも、社会世界が作り上げたものなら、社会世界はこうした知識を武器にして解体することができるからだ。いずれにせよ確かなことは、自由放任以上に、罪をまぬかれえないものはないということである。
(本書「あとがき」より)


【編者紹介】
●ピエール・ブルデュー(Pierre Bourdieu, 1930-2002)
高等師範学校卒業後、哲学の教授資格を取得、リセの教員となるが、55年アルジェリア戦争に徴兵。アルジェ大学助手、パリ大学助手、リール大学助教授を経て、64年、高等研究院第6部門(後の社会科学高等研究院)教授。81年コレージュ・ド・フランス教授、2001年同名誉教授。レイモン・アロンの下で創設したヨーロッパ社会学センターおよび教育・文化社会学センター(現在は前者に統合)、雑誌『社会科学研究学報』を主宰し、90年代には出版社レゾン・ダジールを創設するなど、学際的共同研究を国際的に展開。20世紀における最も影響力ある社会科学者のひとりであり、新自由主義に反対するグローバルな動員を呼びかけた知識人のひとりだった。
社会学ならびに人類学の数多くの古典的作品の著者であり、『ディスタンクシオン』『再生産』(パスロンと共著)『社会学の社会学』『構造と実践』『話すということ』『資本主義のハビトゥス』『社会学者のメチエ』(シャンボルドン、パスロンと共著)『芸術の規則』『自由―交換』(ハーケと共著)『遺産相続者たち』(パスロンと共著)『ホモ・アカデミクス』『教師と学生のコミュニケーション』(パスロン、サン・マルタンと共著)『ハイデガーの政治的存在論』『政治』『住宅市場の社会経済学』『リフレクシヴ・ソシオロジーへの招待』(ヴァカンと共著)『実践理性』『結婚戦略』『国家の神秘』(ヴァカン他と共著)『パスカル的省察』『科学の科学』『自己分析』『国家貴族』『介入』『男性支配』『知の総合をめざして』など、また〈シリーズ・社会批判〉として『市場独裁主義批判』『メディア批判』(以上邦訳、藤原書店)など、多数の著書が ある。

【監訳者紹介】
●荒井文雄(あらい・ふみお)
1953年生。パリ第8大学一般言語学科博士取得。上智大学外国語学研究科言語学専攻博士後期課程中退。同大学言語情報研究所助手。1989年より京都産業大学外国語学部勤務。現在同大学名誉教授。言語学、教育社会学、メディア社会学専攻。
著作に「日本語及びフランス語における空間表現の対照意味論」(1994年)、「日本語における起因他動詞の習得段階」(2003年)、「フランスにおける学校選択と社会階層」(2011年)、「重大災害時におけるメディアの役割」(2012年)、「『風評被害』のプロトタイプ意味論」(2014年)、「福島第一原発事故関連報道と象徴暴力」(2016-17年)(以上『京都産業大学論集』)、「職業高校生たちの職業移行問題の構造」(園山大祐編著『教育の大衆化は何をもたらしたか』勁草書房、2016年)等がある。

●櫻本陽一(さくらもと・よういち)
1966年生。1996年、パリ・ソルボンヌ(パリ第4)大学DEA(研究深化学位)取得。1999年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻単位取得退学。和光大学現代人間学部准教授等を経て、現在、社会科学高等研究院(EHESS)ヨーロッパ社会学センター所属、日本大学通信教育部・東洋大学社会学部講師。社会学専攻。
訳書にブルデュー『メディア批判』(2000年)『介入 Ⅰ・Ⅱ』(2015年、以上藤原書店)、論文に「職業団としてのフランス初等教員組合運動――その歴史的形成および解体の条件と意義」(広田照幸編『戦後日本における教職員組合』日本大学文理学部広田研究室、2018年)等がある。