男らしさの歴史 〈2〉 男らしさの勝利-19世紀

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男らしさの歴史 〈2〉 男らしさの勝利-19世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 658p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865781205
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「男らしさ」はどのように変遷してきたのか?
革命後の転換期、民主化と産業革命の19世紀は、男らしさが栄え、男らしさの美徳が最大限に影響力をふるった時代であった。勇気、英雄主義、自己犠牲、栄光の探求、挑戦は受けて立つべきだという態度が男性たちに課された。それは単なる個人的美徳ではなく、社会を規制し、社会に浸透して価値観の基盤となった。

アラン・コルバン[アランコルバン]
●アラン・コルバン(Alain Corbin)
1936年フランス・オルヌ県生。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得(1959年)。リモージュのリセで教えた後、トゥールのフランソワ・ラブレー大学教授として現代史を担当(1972-1986)。1987年よりパリ第1(パンテオン=ソルボンヌ)大学教授として、モーリス・アギュロンの跡を継いで19世紀史の講座を担当。著書に『娼婦』『においの歴史』『浜辺の誕生』『時間・欲望・恐怖』『人喰いの村』『感性の歴史』(フェーヴル、デュビイ共著)『音の風景』『記録を残さなかった男の歴史』『感性の歴史家 アラン・コルバン』『風景と人間』『空と海』『快楽の歴史』(いずれも藤原書店刊)。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち第2巻『?――19世紀 フランス革命から第1次世界大戦まで』を編集(藤原書店刊)。本叢書『男らしさの歴史』(全3巻)のうち第2巻『男らしさの勝利――19世紀』(2011年)を編集。

ジャン=ジャック・クルティーヌ[ジャンジャッククルティーヌ]
●ジャン=ジャック・クルティーヌ(Jean-Jacques Courtine)
1946年アルジェ(アルジェリア)生。15年間アメリカ合衆国で、とりわけカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で教える。現在、パリ第3大学(新ソルボンヌ)文化人類学教授。言語学・スピーチ分析、身体の歴史人類学。著書に『政治スピーチの分析』(ラルッス社、1981年)『表情の歴史――16世紀から19世紀初頭まで、おのれの感情を表出し隠蔽すること』(クロディーヌ・クロッシュと共著、パイヨ/リヴァージュ社、1988年初版、1994年再販)。現在は奇形人間の見せ物について研究し、エルネスト・マルタンの『奇形の歴史』[1880年]を復刊(J・ミロン社、2002年)、また以下の著作を準備中。『奇形の黄昏――16世紀から20世紀までの学者、見物人、野次馬』(スイユ社より刊行予定)。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち『?――20世紀 まなざしの変容』を編集(藤原書店刊)。本叢書『男らしさの歴史』(全3巻)のうち第3巻『男らしさの危機?――20-21世紀』(2011年)を編集。

ジョルジュ・ヴィガレロ[ジョルジュヴィガレロ]
●ジョルジュ・ヴィガレロ(Georges Vigarello)
1941年モナコ生。パリ第5大学教授、社会科学高等研究院局長、フランス大学研究所所員。身体表象にかんする著作があるが、とりわけ『矯正された身体』(スイユ社、1978年)『清潔になる「私」』(スイユ社、1985年、〈ポワン歴史叢書〉1987年、邦訳、同文館出版、1994年)『健全と不健全』(スイユ社、1993年、〈ポワン歴史叢書〉1999年)『強姦の歴史』(スイユ社、1998年、〈ポワン歴史叢書〉2000年、邦訳、作品社、1999年)『スポーツ熱』(テクスチュエル社、2000年)『古代競技からスポーツ・ショウまで』(スイユ社、2002年)『美人の歴史』(スイユ社、2004年、〈ポワン歴史叢書〉、2007年、邦訳、藤原書店、2012年)『太目の変容。肥満の歴史』(スイユ社、2010年)叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち『?――16-18世紀 ルネサンスから啓蒙時代まで』を編集(藤原書店刊)。本叢書『男らしさの歴史』(全3巻)のうち第1巻『男らしさの創出――古代から啓蒙時代まで』(2011年)を編集。

鷲見 洋一[スミヨウイチ]
●鷲見洋一(すみ・よういち)
1941年東京生。1974年慶應義塾大学文学研究科博士課程単位修得満期退学。モンペリエ大学文学博士。慶應義塾大学教授、中部大学教授を歴任し、現在は慶應義塾大学名誉教授。専門領域は、18世紀フランス文学・思想・歴史、とりわけ『百科全書』研究。著書にLe Neveu de Rameau: caprices et logiques du jeu, Librairie France Tosho, 1975、『翻訳仏文法』上・下、新装改版、ちくま学芸文庫、筑摩書房、2003年、『「百科全書」と世界図絵』(岩波書店)、2009年など。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち『?――16-18世紀 ルネサンスから啓蒙時代まで』を監訳(藤原書店刊)。

小倉 孝誠[オグラコウセイ]
●小倉孝誠(おぐら・こうせい)
1956年青森生。1987年、パリ第4大学文学博士。1988年、東京大学大学院博士課程中退。慶應義塾大学教授。専門は近代フランスの文学と文化史。著書に『身体の文化史』(中央公論新社)、『犯罪者の自伝を読む』(平凡社)、『愛の情景』(中央公論新社)、『革命と反動の図像学』(白水社)など。また訳書にコルバン『音の風景』(藤原書店)、フローベール『紋切型辞典』(岩波文庫)などがある。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち『?――19世紀 フランス革命から第一次世界大戦まで』を監訳(藤原書店刊)

岑村 傑[ミネムラスグル]
●岑村 傑(みねむら・すぐる)
1967年長野県生。1999年東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得退学(パリ第4大学文学博士)。慶應義塾大学文学部准教授。19世紀後半から20世紀前半のフランス文学。著書に『フランス現代作家と絵画』(共編著、水声社)。叢書『身体の歴史』(全3巻)のうち『?――20世紀 まなざしの変容』を監訳(藤原書店刊)

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感想・レビュー

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ポルポ・ウィズ・バナナ

1
18世紀、戦争は災禍として扱われていた。そこに携わる「男」の地位が向上したのはそれ以降。結果、軍人の「哲学化」が起こる。名誉の死を求めるのではなく、穏和で人間的で公正たろうとする。しかし、WW1においては「軍人の英雄性」は霧散するのだった。2017/12/21

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