読書する女たち - 十八世紀フランス文学から

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865781113
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「女性にとって小説は有害」だった!?
18世紀フランス小説に描かれた女性の読書体験、絵画に描かれた本を読む女性たち―― 当時女性の読書は、もともと「本を書き」「本を読む」男性の世界とは異なったイメージとして捉えられていた。女子教育、道徳などの観点から、女性と小説の黎明の時代を明かす意欲作!

宇野木 めぐみ[ウノキメグミ]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりお

49
18世紀、女性が読書することは有害視されていた。そのイメージが絵画、哲学、小説にどのような影響を与えたのか。絵画では読書する女性は官能的に描かれる。有害なことを視覚的にイメージ着けた。男性の哲学者も有害視に引っ張られている。それに反してか女性側からは教育と道徳は学ぶべきもの、と声が上がる。小説内に登場する読書する女性達は本を指針、学習するものとして扱っている。有害視する声は有れど、女性と読書、教育との間に考えるべきものがあったのだろう。2017/06/11

かもめ通信

19
書物の効能は官能を刺激することにある?!本を読んだら女性の美徳が損なわれる?!もしも書物が知性に糧を与えても女に学はいただけない?!18世紀、女の読書は危険がいっぱい?!第一章「十八世紀フランス絵画における書物」第二章「文人たちの女子教育論と小説」第三章「小説の有害性と効用」第四章「小説における読書する女性たち」と、実際の作品紹介を交えて論じられている。“論文”なので決して読みやすくはないが、あれこれと興味深いことも多く、結局またどっさり読みたい本を増やしてしまった。2017/07/05

nranjen

9
5月2日に読了。異なる論文の集合体ではあるものの、主に18世紀フランス文学における読書する女性の表象を一貫してあつかった著作。各章で異なった視点によって分析が進められていて興味深い。「主に」というのは、第1章は18世紀フランス絵画における読書する女性像を扱っているからだ。しかしその章は、サブタイトルとは外れているが、その後に展開される、男性から見た読書する女性のファンタジーが具現化されていて非常に印象かった。ラクロと当時の女性作家とのやりとりが興味深い。原文にあたるべくプレイヤードに手を出したくなるほど。2022/05/15

Olive

3
マノン・レスコーも読書を通してみるとこういう解釈ができる。2021/02/11

青縁眼鏡

3
絵画や物語のなかで描かれている読書する女たちについて研究するなんて、着眼点がすごい。2021/01/29

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