出版社内容情報
「出雲発」の移動の歴史を辿った異色の文化史
神話の地・出雲から遠く離れた列島各地に「出雲」という地名や神社が多数存在するのはなぜか? 全国の「出雲」を訪ね歩くと共に神話・伝承・考古学を博捜し、「海の道」をメインに各地へ伸びた出雲文化の広がりを解き明かす、異色の移住・文化史。
[巻頭言]千家尊祐(出雲大社宮司)
岡本 雅享[オカモトマサタカ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
23
越前そり子集落、出雲・西谷2号墓と越前・小羽山30号墓と越中・杉谷4号墳(四隅突出型)。各地の出雲神社、オオナムチを祭る神社、ケタ(気多)神社、熊野神社、須佐神社、祝神社、ミホススニを祭る神社。紀伊国の出雲。越後の出雲崎、製鉄跡。信濃国の伊豆毛神社。会津の出雲神社、気多神社と四隅突出型墓。武蔵国の出雲イワイ系神社、吉見百穴、氷上神社、久伊豆神社、鷲宮神社。大和国の三輪山麓出雲氏と出雲庄、纏向遺跡の山陰土器。丹波国の出雲神社。2017/03/05
み~くま
5
「あとがき」によると本書の内容は山陰中央新報で連載されていたようです。故郷を遠く離れて暮らす身では、書籍化されていなければ目にすることもできなかったはず。愛する郷土に深く関わるお話を、こういう形で学ぶことができたことはとても幸運でした。実は、私が暮らす街にも「出雲神社」があります。なぜ群馬の地に出雲の神様が祭られているのか、かねてより不思議に思っていたのですが、本書に出会ってようやく納得できた気がします。海を超えて全国へと移住した祖先たち。いつの日か、この本で紹介されている土地を巡り歩いてみたいです。2017/01/13
はなもんも
2
あれも出雲、これも出雲、たぶん出雲、きっと出雲。近くの出雲、遠くの出雲、知ってる出雲、知らない出雲(のほうが多い)があって面白かった。2017/02/18
takao
1
ふむ2021/06/24
Masataka Sakai
0
データブックでした 読み物としてはおもろない2017/06/04