出版社内容情報
「出雲発」の移動の歴史を辿った異色の文化史
神話の地・出雲から遠く離れた列島各地に「出雲」という地名や神社が多数存在するのはなぜか? 全国の「出雲」を訪ね歩くと共に神話・伝承・考古学を博捜し、「海の道」をメインに各地へ伸びた出雲文化の広がりを解き明かす、異色の移住・文化史。
[巻頭言]千家尊祐(出雲大社宮司)
岡本 雅享[オカモトマサタカ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み~くま
5
「あとがき」によると本書の内容は山陰中央新報で連載されていたようです。故郷を遠く離れて暮らす身では、書籍化されていなければ目にすることもできなかったはず。愛する郷土に深く関わるお話を、こういう形で学ぶことができたことはとても幸運でした。実は、私が暮らす街にも「出雲神社」があります。なぜ群馬の地に出雲の神様が祭られているのか、かねてより不思議に思っていたのですが、本書に出会ってようやく納得できた気がします。海を超えて全国へと移住した祖先たち。いつの日か、この本で紹介されている土地を巡り歩いてみたいです。2017/01/13
はなもんも
2
あれも出雲、これも出雲、たぶん出雲、きっと出雲。近くの出雲、遠くの出雲、知ってる出雲、知らない出雲(のほうが多い)があって面白かった。2017/02/18
takao
1
ふむ2021/06/24
Masataka Sakai
0
データブックでした 読み物としてはおもろない2017/06/04