家族システムの起源〈1〉ユーラシア〈上〉

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家族システムの起源〈1〉ユーラシア〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865780727
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「人類の歴史」像を覆す! 人類学者エマニュエル・トッドの集大成!
世界各地の多様な近代化の軌跡を伝統的な家族構造によって見事に解明し、まったく新しい歴史観と世界像を提示してきたエマニュエル・トッドが、遂に人類全体に共通した起源的な家族形態を特定する。「人類の歴史」像を覆す人類学者としての集大成! ユーラシアを扱う第1巻の上巻は中国、シベリア、日本、インド、東南アジアまで。

エマニュエル・トッド[エマニュエルトッド]

石崎晴己[イシザキハルミ]

片桐友紀子[カタギリユキコ]

中野茂[ナカノシゲル]

東松秀雄[トウマツヒデオ]

北垣潔[キタガキキヨシ]

内容説明

中国とその周縁部/日本/インド/東南アジア。伝統的な家族構造が多様な近代化の道筋をつけたと論証してきたトッドは、家族構造が不変のものではなく変遷するという方法の大転換を経て、家族構造の単一の起源が核家族であること、現在、先進的なヨーロッパや日本はその古代的な家族構造を保持しているということを発見した。図版多数。

目次

序説 人類の分裂から統一へ、もしくは核家族の謎
第1章 類型体系を求めて
第2章 概観―ユーラシアにおける双処居住、父方居住、母方居住
第3章 中国とその周縁部―中央アジアおよび北アジア
第4章 日本
第5章 インド亜大陸
第6章 東南アジア

著者等紹介

トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル] [Todd,Emmanuel]
1951年生。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。作家のポール・ニザンを祖父に持つ。ケンブリッジ大学にて、家族制度研究の第一人者P・ラスレットの指導で76年に博士論文Seven Peasant communities in pre‐industrial Europe(工業化以前のヨーロッパの七つの農民共同体)を提出。同年、『最後の転落―ソ連崩壊のシナリオ』(新版の邦訳13年)で、25歳にして旧ソ連の崩壊を予言

石崎晴己[イシザキハルミ]
1940年生まれ。青山学院大学名誉教授。1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。専攻フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

9
「エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層」を読んだときに、家族システムが民族によって違うということに驚きを感じて、その基となった本書を読んだ。先に読んだ本の知識があったので読みやすかった。共同体家族は共産圏に発展することができる。直系家族は、軍事の発展がしやすい。母系の直系家族が南国に多く、沖縄もそうだったが、南国は女性が働き男性は働かないからかもしれない。ああーおもしろい。2017/08/29

yooou

7
☆☆☆★★ 難しいー!!2016/11/23

Rootport Blindwatchmaker

3
エマニュエル・トッドが現在のこの分野の研究では第一人者と呼べる立場なのは分かるし、偉大な学者だとも感じる。が、一方で神格化されすぎてはいないか?とも感じた。本書でトッドは、家族システムを決めるのは伝播と分離反発〝のみ〟であるかのように論述している。この主張の問題点は、都合よく何でも言えてしまうことだ。たとえばこの地域には父系制が伝播しました。一方、この地域は反発して母系制になりました。反発があったことは明らかです。なぜならそこに母系制があるから……というような循環論法に陥っている。とりあえず下巻も読む。2021/04/30

にょ

2
『世界の多様性』に周縁地域の保存原則を取り込んで地図に説明がなされた。父系革新の伝播とかさもありなんって感じ。現在の核家族化は時代の流れに逆行していることになるのだろうか。2023/01/22

キャメルズボン

2
特にインドと東南アジアの難解さ。ノートを取りながら読み返さないと府に落ちる自信がない。2022/06/26

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