中世と貨幣 - 歴史人類学的考察

個数:

中世と貨幣 - 歴史人類学的考察

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 01時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865780536
  • NDC分類 337.23
  • Cコード C0022

出版社内容情報

中世史の泰斗による貨幣論の決定版!
「“貨幣”は近代の産物である」―― 『中世の高利貸』において、K・ポランニーを参照しつつ、“高利貸”の姿を通じ社会に埋め込まれた“経済”のありようを素描した中世史の泰斗が、ついに貨幣そのものを俎上に。宗教との相剋のなかでの貨幣による社会的結合の深化と、都市・国家・資本主義の胎動を描く、アナール派による貨幣論の決定版。

ジャック・ル=ゴフ[ジャックルゴフ]
著・文・その他

井上 櫻子[イノウエサクラコ]
翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

60
著者は資本主義の成立条件を貨幣の安定的供給と、統一市場の存在、そして証券取引所の成立とみなしています。よって、これら全てを満たさないヨーロッパの中世には資本主義が存在せず、あったのは「愛徳」を重視する贈与経済である、と。その正当性については、私の中世知識では判別しかねますが、「価値」とは何か考える上でヒントをもらったような気がします。貨幣についてもう少し勉強します。2020/07/18

壱萬参仟縁

33
2010年初出。主要テーマ:①経済、生活、心性において貨幣がいかなる境遇にあったか。②宗教が支配的な社会で、キリスト教徒としてあるべき貨幣に対する態度や使途をどう考え、説いたか(表紙見返し)。アルベルトゥスの説教(1263年):貧者に糧を与え、都市を建造物で飾って彩ることの出来る、商人と富者の役割を強調(56頁~)。ゾンバルトの都市の定義:食糧に関して外部からもたらされる農産物に依存する人間集団(71頁)。ヨーロッパの銀貨に対して、アフリカの金貨(90頁)。2016/05/29

人生ゴルディアス

4
『中世の高利貸し』は、結局まともな利率なら悪とみなされないよとトマス・アクィナスが言った、程度の理解しか出来ず、本の内容が薄いのか、それとも自分に読解力が無いのかと思い、改めてル・ゴッフが貨幣について書いたという本書を読んで思ったけど、ル・ゴッフは哲学的に弱いところがあるのではなかろうかと思った。中世において貨幣は現代的な意味とは違い、富とは権力のことである、というのはほほうと思うが、なんか思想的な土台があやふやなんだよな・・・。一足飛びに感じるというか。ために、結論もどこか重みが無い。2016/02/20

rymuka

0
読書録あり → http://rymuka.blog136.fc2.com/blog-entry-64.html2018/08/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10110573
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品