出版社内容情報
日本の戦争の傷痕を超えて――戦後70年記念
ベトナム、カンボジア、コソボ、アフガニスタン、ラオス、広島、沖縄、福島など、国内外で戦争・災害に直面した人びとの姿を正面から撮影してきたフォトジャーナリスト、大石芳野。40年に渡るその活動の中で、日本の戦争が残した傷痕と、苦しみながらも不屈に生きる人びとに焦点を当てた作品約200点を集成した決定版。
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はしがき――不屈の人びと
長 崎
広 島
言問橋――東京大空襲
国境の外で
ピンファン――七三一部隊
ハルビン――中国残留婦人
ソウル――従軍慰安婦
パプアニューギニア――南方戦線の痕跡
沖 縄
あとがき
【著者紹介】
●大石芳野(おおいし・よしの) 東京都出身。写真家。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり今日に至る。戦争や内乱、急速な社会の変容によって傷つけられ苦悩しながらも逞しく生きる人びとの姿をカメラとペンで追っている。2001年土門拳賞(『ベトナム 凜と』)、2007年エイボン女性大賞、同年紫綬褒章ほか。
内容説明
ベトナム、カンボジア、コソボ、アフガニスタン、ラオス、広島、沖縄、福島など、国内外で戦争・災害に直面した人びとの姿を正面から撮影してきたフォトジャーナリスト、大石芳野。40年に渡るその活動の中で、日本の戦争が残した傷痕と、それに苦しみながらも不屈に生きる人びとに焦点を当てた作品192点を集成した決定版。
目次
長崎
広島(胎内被爆;大久野島;第五福竜丸)
東京大空襲(言問橋;同潤会アパート)
国境の外に(七三一部隊;中国残留婦人;コリアン従軍慰安婦;ニューギニア戦跡)
沖縄
著者等紹介
大石芳野[オオイシヨシノ]
東京都出身。写真家。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり今日に至る。戦争や内乱、急速な社会の変容によって傷つけられ苦悩しながらも逞しく生きる人びとの姿をカメラとペンで追っている。2001年土門拳賞(『ベトナム 凛と』)、2007年エイボン女性大賞、同年紫綬褒章ほか。『無告の民 カンボジアの証言』(岩波書店、1981年。1982年日本写真協会年度賞)。『夜と霧は今』(用美社、1988年。1989年日本写真協会年度賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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