米軍医が見た占領下京都の600日

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米軍医が見た占領下京都の600日

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  • サイズ B6判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865780338
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C0020

出版社内容情報

戦後70年――占領下京都の記憶。
68人の幼児が死亡したジフテリア・ワクチン事故での日本側への責任転嫁問題、またその後何十年もの間強制収容という形でしか対応できなかったハンセン病治療の問題、そしてソ連占領地域からの引揚げ女性の妊娠中絶が組織的に行われていたという新事実――
占領下の京都に赴任した若き米軍医の私信を軸に、未発表のGHQ資料や関係者への取材等をおりこみ、占領軍との軋轢に悩みながらも“生命”を守るために生きぬいた、占領下京都における日米の人間群像を描く。
●終戦後の京都を写した貴重なカラー写真ほか、写真多数(カラー口絵16頁)

「本書を推薦します。
戦争はどんな人間をもクレージーにしてしまうほど異常な事態です。太平洋戦争中の731部隊の行動はその後どのような影響をもたらしたのか、それが本書によって明白にされています。」――日野原重明
(聖路加国際大学名誉理事長/聖路加国際病院名誉院長)

【著者紹介】
●二至村菁(にしむら・せい) 1947年、京都生まれ。米国Earlham大学卒業(生物学、化学)、カナダMcGill大学理学部修士課程修了(遺伝学)後、同志社大学文学部(国文学)卒業。京都大学文学部国語国文学科研修員を経て1982年、トロント大学大学院博士課程修了(日本史、Ph.D.)。トロント大学東アジア学部助教授、上智大学国際関係研究所客員研究員、トロント大学科学技術史研究所客員研究員(日本史専攻)を歴任。著書に『日本人の生命を守った男――GHQサムス准将の闘い(講談社、2002)『エキリ物語』(中公新書、1996)。

内容説明

占領下の1947~49年、日本人が体験した苦闘の日々を、京都に赴任した25歳のアメリカ人軍医を軸に、700近い資料と証言、そして貴重なカラー写真で生き生きと描いたノンフィクション物語!

目次

1 京都へ来たくなかった米軍医―一九四七年(京都到着―「日本でいちばんすばらしい仕事」;七日がたって―「いやまったく今夜は」;京のもてなしと結核―「なにもかもしてくれるんです」 ほか)
2 米軍支配を耐える京都のひとびと―一九四八年(善意の限界―「敗戦の傷もの」;PXの若者―「生きていくのがせいいっぱい」;日本人を健康にする作戦―「あったかく清潔にしていたいんです」 ほか)
3 別れと自立―一九四九年(密輸された特効薬―「あたりまえだろ」;ハンセン病の外来治療―「いまぼくらが始めれば」;別れの贈り物―「船がでるまで」 ほか)

著者等紹介

二至村菁[ニシムラセイ]
1947年、京都生まれ。米国Earlham大学卒業(生物学、化学)、カナダMcGill大学理学部修士課程修了(遺伝学)後、同志社大学文学部(国文学)卒業。京都大学文学部国語国文学科研修員を経て1982年、トロント大学大学院博士課程修了(日本史、Ph.D.)。トロント大学東アジア学部助教授、上智大学国際関係研究所客員研究員、トロント大学科学技術史研究所客員研究員(日本史専攻)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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