出版社内容情報
環境対策と経済成長は両立しうるのか?
地球環境の危機が顕在化する一方で、経済成長を求める力はグローバル資本主義の下で一層強まっている。環境対策と経済成長の関係に、レギュラシオン理論――制度と進化の経済学からアプローチ。
【著者紹介】
●大熊一寛(おおくま・かずひろ) 1966年東京生まれ.1990年に東京大学教養学部教養学科卒業.同年環境庁入庁以後,環境と経済に関する分野を中心に,幅広い環境政策の立案・調整を担当.並行して研究に取り組み,横浜国立大学国際社会科学研究科(博士課程)修了.博士(経済学).2012年より環境省総合環境政策局環境経済課長を務める.
内容説明
環境対策と経済成長は両立できるか?地球環境の危機が顕在化する一方で、経済成長を求める力はグローバルな資本主義の下で一層強まっている。環境対策と経済成長の関係に、制度と進化の経済学―レギュラシオン理論とポスト・ケインズ派理論からアプローチし、未来を探る野心作。
目次
第1部 理論分析(社会経済システムを経済・人間・自然環境の再生産として理解する;制度的調整と成長レジーム;環境経済分析のためのカレツキアン・モデル)
第2部 日本における長期的変化(環境関係費用による分析;環境対策の経済効果の計量分析;経済と環境の関係の長期的変化の解釈;未来への展望)
著者等紹介
大熊一寛[オオクマカズヒロ]
1966年東京生まれ。1990年、東京大学教養学部教養学科卒業。同年環境庁入庁以後、環境と経済に関する分野を中心に、幅広い環境政策の立案・調整を担当。並行して研究に取り組み、横浜国立大学国際社会科学研究科(博士課程)修了。博士(経済学)。2012年より環境省総合環境政策局環境経済課長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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