出版社内容情報
詩という希望へ
ツェラン、ロルカ、リルケ、立原道造、小林多喜二、原民喜……
近現代の暗い時空にあらがい、爪を立て、牙を剥かずにはおれなかった「詩獣」たちの叫びに、薄闇の現代を生きる詩人が共振した、詩論/詩人論の集成。
【著者紹介】
河津聖恵(かわづ・きよえ)詩人。1961年生。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。詩集に『アリア、この夜の裸体のために』(ふらんす堂・第五三回H氏賞)、『神は外せないイヤホンを』『新鹿』『現代詩文庫183・河津聖恵詩集』(以上、思潮社)、『ハッキョへの坂』(土曜美術社出版販売)等。
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