出版社内容情報
「ヨーロッパの誕生」を知ることなくして、「ヨーロッパ」を理解することはできない!
現代われわれが考える「ヨーロッパ」は、いつ、いかにして生まれたのか?
アナール派を代表する中世史の泰斗が、四世紀から十五世紀に至る「中世」十世紀間に、古代ギリシア・ローマ、キリスト教、労働の三区分などの諸要素を血肉化しながら、自己認識として、そして地理的境界としての「ヨーロッパ」が生みだされるダイナミックな過程の全体像を明快に描く、ヨーロッパ成立史の決定版。
●英仏独西伊5か国共同企画
内容説明
現代われわれが考える「ヨーロッパ」は、いつ、いかにして生まれたのか?アナール派を代表する中世史の最高権威が、4世紀から15世紀に至る「中世」10世紀間に、古代ギリシア・ローマ、キリスト教、労働の三区分などの諸要素を血肉化しながら、自己認識として、そして地理的境界としての「ヨーロッパ」が生みだされるダイナミックな過程の全体像を明快に描く、ヨーロッパ成立史の決定版。
目次
序章 中世以前
第1章 胚胎するヨーロッパ―四世紀から八世紀
第2章 流産したヨーロッパ―八世紀から十世紀
第3章 空想のヨーロッパと潜在的ヨーロッパ―紀元千年
第4章 封建制ヨーロッパ―十一世紀から十二世紀
第5章 都市と大学の「黄金期」ヨーロッパ―十三世紀
第6章 中世の秋、あるいは新時代の春?
著者等紹介
ル=ゴフ,ジャック[ルゴフ,ジャック] [Le Goff,Jacques]
1924‐2014。中世史家、『アナール』編集委員。南仏のトゥーロン生まれ
菅沼潤[スガヌマジュン]
1965年東京都生まれ。フランス近代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サアベドラ
takao
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
ウラー
児玉