出版社内容情報
東京都では、東京都震災対策条例に基づき、概ね5年ごとに地域危険度測定調査を行っています。第9回目となる今回の調査では、都内の市街化区域の5,192町丁目について、各地域における地震に関する危険性を、建物倒壊危険度、火災危険度、災害時活動困難係数及び総合危険度でお示ししました。
本調査では、地震の揺れによる以下の危険性を町丁目ごとに測定しています。
●建物倒壊危険度(建物倒壊の危険性)
●火災危険度(火災の発生による延焼の危険性)
●総合危険度(上記2指標を合算し、災害時活動困難係数を乗じて、総合化したもの)
なお、地域危険度はそれぞれの危険度について、町丁目ごとの危険性の度合いを5つのランクに分けて、相対的に評価しています。