都史紀要06 東京府の前身 市政裁判所始末

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都史紀要06 東京府の前身 市政裁判所始末

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  • サイズ 四六判/ページ数 239p/高さ 18.7cm
  • 商品コード 9784865691078
  • Cコード C0021

出版社内容情報

はしがき

東京府の前身である市政裁判所は、明治元年戊辰五月十九日から同年七月十七日までの短期間の存在であった。しかしこの市政裁判所は、旧幕府の町奉行所から新政府の行政機関である東京府へ移る際の重要な橋梁であって、新旧行政機構の推移を知るには不可欠の史実であるのに拘らず、従来その始末を究明したものが無かった。しかるに旧東京府に所蔵せられ、現在東京都都政史料館に収蔵せらるる記録文書中、明治元年辰年「鎮台府一件」と題する常務方編纂の四巻の簿冊は、この市政裁判所に関する一切の記録を収めた重要な根本史料であることを発見した。けだしその表題が鎮台府一件とのみあって、直接市政裁判所記録たることを表示してなかったため、時の関係者以外には閑却せられ、八十余年の長きに亘って放置せられたまま、蠧魚にむしばまれていたものである。文書は大体日順を追って綴られてあるが、錯綴もあり文字の虫喰いもあり、且つ当時の文書一般に見らるる如く、諸事一新の際とて、旧幕書吏によって用いられた御家流の書風は一変して、書者思い思いの書風となり、唐様の達筆に認められた者もあれば、書記見習と覚ぼしき稚筆もあり、文書そのものが時代を経るに従って難読を加える懸念も十分あるので、可及的忠実に内容を伝え、かつこの暗黒史料を開明することに努めた。これが本書成稿の動機であり、理由である。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0604t_kiyo06.htm

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