内容説明
常行三昧の行から、「いづれの行もおよびがたき身」の事実を味わい、法然聖人の教え「愚痴にかえって極楽に生まれる」を説く。我ら凡夫の往生浄土の姿を語る法話二篇。
目次
“常行三昧”の修行から親鸞聖人を想う(千日回峰行者・酒井雄哉さんとの出会い;江戸期に封印された「常行三昧」の苦行;酒井雄哉さんが「常行三昧」の行を成し遂げる;「常行三昧」で阿弥陀さまを見た酒井雄哉さん;「常行三昧」の行者が見た心の魔;地獄一定の身が仏に成らせていただく道)
愚者になりて往生す(法然聖人の直筆のお手紙;親鸞聖人がいただかれた法然聖人の讃;“生死無常のことわり”を説く親鸞聖人のお手紙;法然聖人の聖道門と浄土門;法然聖人の弟子・禅勝房;禅勝房がいだかれた法語;法然聖人の生死一如・自他一如のこころ;如来の願いのもと“愚痴にかえって極楽に生まれる”)
著者等紹介
淺田恵真[アサダエシン]
1945(昭和20)年生まれ。本願寺派勧学、龍谷大学教授(文学博士)、大阪教区天野南組因念寺住職
梯實圓[カケハシジツエン]
1927(昭和2)年~2014(平成26)年。本願寺派勧学、行信教校前校長、浄土真宗教学研究所元所長、大阪教区阿倍野組廣薹寺前住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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