「穢土」の看取りと「浄土」の看取り―ビハーラ医療団講義集〈Part3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865660050
  • NDC分類 490.16
  • Cコード C0015

内容説明

聞法を重ねた医療者たちが、医療と仏教の“生死”を語る―「ビハーラ医療団」研修会講義録。

目次

“こころ”の再生へ―ガンが生み出す力
医者と僧侶の狭間で―より良く生きるとは?緩和ケア病棟での事例を通して
私にとってのお浄土―医者と僧侶の二刀流
裏から見た阿弥陀仏と私
生死を超える道としてのビハーラ活動
ビハーラが持ち合わせる作為性
仏教から見る医療文化の問題点
生死の苦を離れる―自力に死して他力に生きる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
・医師と浄土門僧侶の二足の草鞋を履く衆生の葛藤が複数の事例において示されており有難い。セデーションの前段階が仏道修行という見方は新鮮。 ・家族の立場として身内を助けたいと思う一方で、医師の立場としては万策尽きた認識を持って苦しむエピソードの中に、医療業を聖道門(自力道)に対応付ける記載があり、これも視点として有難い。医療を受ける立場からすると医療は他力に縋る道という認識であったが、医療を提供する立場からすると自力性が前傾するのだと拝察。

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