出版社内容情報
【目次】
内容説明
知の復権、ヒントはここにある!混迷の時代だからこそ、知の変遷の整理が必要である。大学のあり方、高度消費社会の問題と併せ、現在の課題をあぶりだす。
目次
第一章 日本のインヴィジブル・カレッジ(インヴィジブル・カレッジとは;対談・座談会;論争;書評;編集者)
第二章 大学と正統性―知の正統性(立論の限定―大学にアプリオリで固有な正統性を求めない;大学の現状;大学の現在から未来へ;大学の正当性を支えるもの;現在社会と接合する多様な大学の形成を)
第三章 働かない身体(「働かない身体」とは魅力的な観念だ;人間は欲望の無限発動を持つ存在だ;高度消費社会は人間の固有性を開放する;高度技術社会は、「働かない身体」と「働く身体」を可能にする;働かない身体の可能性;)
第四章 きらわれた書評(大冊に漲る朗らかな断定 小西甚一『日本文藝史5』;哲学科と探偵 東直己『探偵はバーにいる』 ほか)
補章 エッセイ(人間物差しとしての廣松さん;読書遍歴・自註;「私の薦めるこの一冊」梅棹忠夫『知的生産の技術』)
著者等紹介
鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、白石村字厚別(現札幌市)生。1966年大阪大学文学部(哲学)卒、73年同大学院博士課程(単位修得)中退。75年三重短大専任講師、同教授、83年札幌大学教授、2012年同大退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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