出版社内容情報
【目次】
内容説明
破壊と創造の60年代、新しい社会への過渡期70年代、そしてバブルの80年代と昭和の終わりまで―歌が時代をつくり、時代が歌をつくっていた。
目次
少し長いINTRODUCTION―この歌は、「あの頃」をつれてくる(「私たちの歌から、私の歌へ」;岡林信康という存在 ほか)
60年代“破壊と創造”の時代の歌―胎動するフォーク、GSほか和製ポップス、王道の歌謡曲(日本のフォークにはふたつの源流がある;和製フォークを生んだ関東カレッジフォーク ほか)
70年代前半“新しい社会”への助走―フォーク黄金期vs歌謡曲(1970年、富澤一誠、フォークと出会う;70・71年、フォーク“陣営”が形成されつつあった ほか)
70年代後半“過渡期”の感覚―ビッグビジネス化するフォーク、そして「ニューミュージック」(フォークが歌謡曲と肩を並べた;四畳半からワンルームへ―「ニューミュージック」 ほか)
80年代―やがて“バブル”―言葉からビートへ(時代はポップス、ビートロックの時代へ;80年代初頭を席捲した「ハイブリッド」 ほか)
著者等紹介
富澤一誠[トミサワイッセイ]
1951年、長野県須坂市生まれ。70年、東大文3入学。71年、在学中に音楽雑誌への投稿を機に音楽評論家として活動開始し、Jポップ専門の評論家として54年のキャリアをもつ。日本レコード大賞審査委員長、日本作詩大賞審査委員長など要職を歴任し、現在は尚美学園大学名誉教授&客員教授なども務めている。また「わかり易いキャッチコピーを駆使して音楽を語る音楽評論家」としてラジオ・パーソナリティー、テレビ・コメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。