内容説明
ロードマップは、日本の産業界にイノベーションを起こすために不可欠。テクノロジー・ロードマップ、商品・ビジネス・ロードマップを作成し、これを使えるものとする。大企業から官公庁、ベンチャー組織まで、だれでもロードマップを活用できる方法を解説。
目次
0 ロードマップ作成の必要性:企業の環境条件と未来つくり
1 ロードマップ作成の基礎(1)ビジョン構築の方法
2 ロードマップ作成の基礎(2)未来の可視化とシナリオ構築
3 ロードマップ作成の基礎(3)技術からビジネスへの転換
4 公開されているロードマップの各種事例とパターン分類
5 ロードマップの統合化
6 ロードマップの市場による検証
7 経営・事業部門でのコミュニケーション
8 研究開発部門でのコミュニケーション
9 アライアンス、顧客とのコミュニケーション
10 意志のあるロードマップ:組織と個人
補 ロードマップはうまく使わないと誤解や混乱をまねく
著者等紹介
出川通[デガワトオル]
株式会社テクノ・インテグレーション代表取締役社長。2004年に株式会社テクノ・インテグレーションを設立、代表取締役社長として、MOT(技術経営)やイノベーションのマネジメント手法を用いてロードマップ活用などを提言し開発・事業化のコンサルティングや研修を製造業向けに実践し、日経BPの「テクノロジー・ロードマップ」では7年以上にわたり、その企画から監修を行なっている。併任として早稲田大学・東北大学・島根大学・大分大学・香川大学などの客員教授や京都工芸繊維大学・学習院大学非常勤講師などで学生、社会人、中小企業・ベンチャー経営者に実践MOTを講義すると共に複数のベンチャー・中小企業の役員、農水省、経産省、NEDO、JST各種評価委員、技術者教育関係団体の理事など多くの役職に就任。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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