内容説明
「三大都市」のプライドと「田舎者」コンプレックスが入り乱れる「名古屋人」の微妙なメンタリティを、真正名古屋弁を駆使しつつ多角的に活写。自覚されざる名古屋の「すごさ」があふれ出す。東京でもない大阪でもない名古屋らしさを前面に出して「逆襲」する方法を提案。
目次
第1章 こんなにすごいのに「憧れられない」名古屋の悲劇
第2章 名古屋の真のライバルは?
第3章 名古屋人の見栄と合理性 冠婚葬祭
第4章 名古屋弁から推察する名古屋人気質
第5章 「隠れ名古屋人」を炙り出す
第6章 これで逆襲したろみゃあ!
著者等紹介
柏木美都里[カシワギミドリ]
シナリオ・ライター、放送作家。愛知県名古屋市出身。国立三重大学を休学して、太田プロダクションにてリポーター・MCとして活動後、シナリオを学び、「なごや流」でテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・優秀賞を受賞し、ライターデビュー。以降、テレビ、ラジオ、CMを舞台に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゅー
7
世間ではダサい、味噌ばっかりなどと揶揄されることの多い名古屋だが、実はこんな魅力があるんだよ、ということを書いている。著者の熱意は分かるが、書いていることは古臭かったり、力任せだったりであまり納得出来ない。力任せの最たるものが冒頭から飛び出す。「日本で一番住みやすい街」ランキングの2位が愛知県の長久手市であることを指摘した上で「名古屋人にとっては実質、名古屋が二位のようなものです」と言ってしまう。いやいや、それ名古屋じゃないから……。こうした牽強付会が続くので、名古屋好きの人でも苦笑することうけあい。2016/05/27
チョビ
1
うーん、うんちく本ですね。しかもネタ的には使い古されたものを淡々と。それでは著者の言うところの「魅力ある街名古屋」は表現されていないのでは?すごく残念でした。2016/01/27
おーちゃん
0
徳川宗春の政策がいいなーって思った。 地元は名古屋じゃないんだけど、名古屋のよさを知れたことと。地元が大事なんだなーって思う人がすごく多いんだなーって再確認できた。2018/09/16