内容説明
福岡ん「ことば」は「博多弁」だけやなか!三つの「ことば」があるばい。地元のことばは、考えれば考えるほどおもしろい。方言を通して地元の魅力を再発見し、地域の活性化に貢献する本。もっとも福岡ことばが似合うロッカー鮎川誠さんに方言とロックの緊密な関係について直撃インタビュー。
目次
第1章 「福岡三ことば」洗礼体験四例
第2章 福岡の地理と歴史と言葉をざっくり
第3章 いきなり実践TwitterやLINEで、三つの福岡ことばを打ってみよう
第4章 「福岡ことば」にまつわるエピソード集
第5章 鮎川誠(シーナ&ザ・ロケッツ)に聞く「福岡ことば」
第6章 福岡のことば総括2014
第7章 エピローグと謝辞
著者等紹介
小林由明[コバヤシヨシアキ]
1957年宮崎県延岡市生まれ。九州大学農学部卒業後、広告代理店を経てフリーのライター・フォトグラファーになる。1997年から2000年までモロッコ・タンジールに移住。今は宮崎県五ヶ瀬町にて田舎暮らし実践中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
48
福岡ことばと言っても3種類あって、博多弁、北九州弁、筑後弁があると知った。解説はそこそこにして実践会話にページを割いてほしかったのでちょっと残念です。つい買っちゃいましたが💦2021/05/15
きぃ✬
3
大まかに3地域にわけて福岡の方言がまとめてある。著者は宮崎出身で大学は福岡。そのため、方言が移行していったらしい。文法を絡めて解説されている部分が、とてもわかりやすかった。よく知られている方言だけではなく、かなりコアな方言も網羅してある印象。2020/12/04
Sosseki
0
両親・親戚は博多、5年間北九州、姉は佐賀と九州には縁が深いが、博多弁、北九弁、違うのは感じていたが筑後弁もあるのもあるのか。博多弁が「都会的」なのは感じる。やっぱいいよね福岡ことば。ところで「書きことば」と断っているのだから、ウィ・キャン・スピークじゃなくて、ライト(Write)じゃないの?2016/09/26
牛タン
0
福岡出身の親戚に勧められて読んでみた。ちなみに僕は関東生まれ・関東育ち。福岡の方言がざっくり博多弁、北九弁、筑後弁にわけて紹介されている。笑えるエピソードや実用的なシチュエーションを交えて基本的な言葉や表現が紹介されており楽しく読めた。また著者自身の方言にまつわる体験談は、ほぼ共通語の世界しか知らない自分にとって新鮮だけど、なにか心の温まるものに感じられた。福岡ことばの実用的な指南書とまでは言えないが、ことばを含めて福岡という地域そのものに興味を持たせるだけの魅力のある本だった2015/01/20
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