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サンガ文庫
無常の教え―エヴリシング・アライゼズ エヴリシング・フォールズ・アウェイ

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  • サイズ A6判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865641622
  • NDC分類 184
  • Cコード C0115

出版社内容情報

マインドフルネスをアメリカにもたらしたジャック・コーンフィールドの師であるタイ仏教僧のアチャン・チャーが、仏教の根幹である無常、苦、無我を平明に説き、瞑想のポイントを説いた法話集、待望の文庫化。マインドフルネスの本質を理解するために必読。

内容説明

欧米に流行するマインドフルネスの源流の一つであるタイの高僧アチャン・チャーが、仏教の根幹である無常、苦、無我を平明に説き、瞑想のポイントを説いた法話集。どのような背景を持った人にも伝わる親しみやすい法話は、我々の心の奥深くにある、変化への恐れを変容させる強力な治療薬だ。タイ語とラオス語で語られた師の言葉を英語に翻訳し本書をまとめたポール・ブレイターは、師の逸話や弟子たちとの交流を織り込み、アチャン・チャーの教えを豊かに伝えている。仏教修行者、瞑想実践者のみならず、心の旅路を歩む現代人に必読の一冊、待望の文庫化。

目次

第1章 正しい見解を養う
第2章 無常
第3章 苦
第4章 無我
第5章 瞑想のポイント
第6章 修行の道の完成

著者等紹介

チャー,アチャン[チャー,アチャン] [Chah,Ajhan]
1918年、タイ東北部イサーン地方ウボンラーチャターニー近郊に生まれる。20世紀のタイにおけるテーラワーダ仏教を代表する僧侶の一人。9歳で沙弥出家。20歳で比丘出家をする。1946年、父の死をきっかけとして、仏法の真髄を求めるための遊行の旅に出る。数年の遍歴遊行の後、アチャン・マンに師事。瞑想実践に打ち込む。1954年、生地近郊の森に自らの僧院であるワット・バー・ポンを設立。アチャン・チャーの卓越した指導力は瞬く間にタイ有数の森林僧院となる。また、全国に数多くの分院も作られ、1975年にはアチャン・チャーの名声を聞き、外国から修行にやってきた人々のためにワット・パー・ナナチャットを設立。多くの外国人比丘を育てる。1992年、逝去

ブレイター,ポール[ブレイター,ポール] [Breiter,Paul]
1948年、アメリカのブルックリンに生まれる。1970年、タイを訪れ、比丘として出家。ほどなくして、アチャン・チャーと出会い、彼の弟子になった。タイ語と現地のラオス語の方言(イサーン語)を学び、アチャン・チャーのもとに学びにきた西洋人のための通訳を務めた。1977年に還俗して後、アメリカに戻り、曹洞宗の乙川弘文老師、チベット仏教ニンマ派のラマ・ゴンポ・ツェダンのもとで在家として仏教を学び続けた。現在、フロリダ在住

星飛雄馬[ホシヒュウマ]
1974年、長野県生まれ。著述家・翻訳家。東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。東京大学社会情報研究所教育部修了。修士(社会学)(東京都立大学、2001年)。専門は宗教社会学、社会政策。2004年ミャンマー、ヤンゴンのマハーシ瞑想センターにて約三カ月瞑想修行をする。東方学院にてパーリ語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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