K.N.ジャヤティラカ博士論文集〈第1巻〉仏教社会哲学の様相 仏教観からの倫理

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  • サイズ 46判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865641370
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

出版社内容情報

K.N.ジャヤティラカ博士の円熟期に発表された倫理に関する2つの論文集を収録します。

目次

仏教社会哲学の様相(仏教に対する近年の批判;『バガヴァッド・ギータ』と仏教倫理の間の様相)
仏教観からの倫理(仏教倫理の基礎;仏教倫理の理想と究極の善;悪に対する仏教的概念;正悪の基準;仏教の倫理)

著者等紹介

ジャヤティラカ,K.N.[ジャヤティラカ,K.N.] [Jayatilleke,Kulatissa Nanda]
1920年11月1日、スリランカ・コロンボ生まれ。コロンボのロイヤル・カレッジを終了後、パーリ語とサンスクリット語を研究するためセイロン大学に学び最優秀学位を取得。その後、西洋哲学の確固たる知見を得るため、ケンブリッジ大学に留学。東洋と西洋の両方の考え方と哲学の分析的なアプローチを得たことは、その生涯を通して研究活動のバックグラウンドとなった。ヴィトゲンシュタインの生徒だった。修士号(カンタベリー大学)、博士号(ロンドン大学)取得。Nuffieldの人文科学、the World Academy of Arts and Sciencesなどの研究者を経て、1963年よりセイロン大学の哲学部教授、哲学部長を務めた。1970年逝去

川本佳苗[カワモトカナエ]
京都府生まれ。京都大学東南アジア地域研究研究所研究員。専門は仏教倫理(自殺・自死)と東南アジアの瞑想実践・仏教文化。2008年よりミャンマーの国際テーラワーダ布教大学に留学し、パオ(パーアゥッ)瞑想院で尼僧として修行する。2014年にタイのマハーチュラーロンコーン大学で修士号を取得後、日本学術振興会特別研究員(DC)・ベルン大学宗教学研究所研究員を経て、2017年に龍谷大学大学院で博士号を取得。国内外で広く活動し、多数の論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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