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私と世界を幸福で満たす食べ方・生き方―仏教とハーバード大学が勧めるマインドフルネス

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  • サイズ 46判/ページ数 342p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865641288
  • NDC分類 188.86
  • Cコード C0015

出版社内容情報

「今、この瞬間」をマインドフルネスに味わう食べ方と生き方。人類が幸福になるための信時代の食事術。

内容説明

食事、運動、ダイエット、呼吸、瞑想、共感とつながり―「仏教思想」と「現代栄養学」にもとづく豊かなライフスタイルが、あなたの中のポジティブな種子を成長させてゆく。

目次

第1部 ダイエットにも活かせる仏教の理論(ダイエットの苦しみに終わりを告げよう;今、この瞬間を立ち止まって観察しよう)
第2部 マインドフルネスによるダイエットの実践(マインドフル食事法;マインドフル運動法;マインドフル呼吸瞑想法;マインドフルな生き方への秘訣)
第3部 体と心、そして社会が健康になる(四つの視点から栄養を捉え直す;社会がマインドフルになる)

著者等紹介

ティク・ナット・ハン[ティクナットハン] [Thich Nhat Hanh]
釈一行。1926年、ベトナム中部生まれ。禅僧、平和・人権運動家、学者、詩人。世界的に知られた精神的指導者であり、その卓越した教えは全世界に影響を与えている。マインドフルネスの実践についての著作多数。多くがベストセラーになり、世界中の読者に広く読まれている。ニューヨーク・タイムズでは、ダライ・ラマに次ぐ西洋に大きな影響を与えている仏教界のリーダーと評されている。「行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)」を提唱し、1966年にはワシントンDCでベトナム戦争終結の和平提案を行うが、戦闘中止を訴えたため、反逆者と見なされて帰国不能になる。以後40年、フランスで亡命生活を送る。マーチン・ルーサー・キングJr.牧師の推薦により、1967年度のノーベル平和賞の候補となる。1973年のパリ平和会議ではベトナム仏教徒主席代表を務めた。1982年、南フランスにプラムヴィレッジ・瞑想センターを設立(Plum Village Practice Center)。社会的活動を継続するとともに、その教えに惹かれて集まる多くの人々への瞑想指導を始める。彼の精神的指導のもと、プラムヴィレッジは小規模な地方の農場から、西洋で最も大きく活動的な仏教僧院へと成長した。当地には200人を超える僧・尼僧が居住し、毎年世界各地から訪問者を多数受け入れている。現在も世界中で「応用仏教」の瞑想リトリートをリードし続けている。現在は書籍にとどまらず、多くのリトリートや法話の実況が、CDやDVDなどの媒体をはじめインターネットで広く配信されている

チェン,リリアン[チェン,リリアン] [Cheung,Lilian]
博士(科学)、管理栄養士。ハーバード大学公衆衛生大学院・栄養学部門(講師)、ヘルスプロモーション・アンド・コミュニケーション(ディレクター)。Harvard Prevention Research Center on Nutrition and Physical Activity(ハーバード大学栄養・身体活動予防研究センター共同研究者)。消費者、保健医療の専門家、ジャーナリストのためのウエブサイトThe Nutrition Sourceの創設者、編集責任者。これまで、CDC(Center for Disease and Prevent in Center)の学校保健の健康指標に関する質的研究の主任研究者(CDCおよびアメリカ公衆衛生大学院協会の研究費)、学校に根ざした学際的プログラムが小学校高学年生の栄養・身体活動の促進に与える影響を評価する研究事業“Eat Well and Keep Moving”の副主任研究者(ウォールトン家族財団の研究費)、職場における野菜・果物の消費を促進する“Treat Well 5 A Day”の共同主任研究者(国立がん研究所の研究費)を歴任。1978年にハーバード公衆衛生大学院で博士号を取得、1997年よりティク・ナット・ハン師に弟子入りする

大賀英史[オオガヒデフミ]
博士(医学)、修士(教育学)。1963年、大阪府生まれ。専門は健康科学やマインドフルネスと関連した対人関係やストレス、脳神経科学・認知科学。大学での講義や全国各地の管理栄養士、保健師、社会福祉士等の研修指導、健康づくり支援を通じた調査研究の成果を関連学会に発表しながら、実践に根ざした公衆衛生、社会福祉活動を展開中。東京大学大学院医学系研究科社会予防医学専攻(単位取得退学)、長野県看護大学基礎看護学講座(厚生労働省医療技術評価研究事業リサーチ・レジデント)、独立行政法人国立健康・栄養研究所・国際産学共同研究センター(室長)等を経て、現在、東京メディカル・マインドフルネスセンター及び大賀社会福祉士事務所の代表。2006~2008年度厚生労働省科学研究費補助金・循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業(主任研究者)、2010~日本行動医学会専門研究グループ「マインドフルネスと心身の健康増進」(代表)、日本マインドフルライフ協会(専務理事、常任理事)を歴任。現在、共立女子大・女子短大、」関東学院大学で保健分野の講義を担当。博士(医学)、修士(教育学)、社会福祉士、保育士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミー子

5
ティク・ナット・ハン師の教えの要点が網羅された本だった。ただ、ティク・ナット・ハン師が書いた箇所と、栄養学博士のリリアン・チェン氏が書いた箇所とが混在していて、どこを誰が書いたかの明示がないのは残念。前半はダイエット本みたいな感じなっていて、「あれ?買う本を間違えたかな?」みたいな感じになったが、読み進めるうちに、太っていない私が読んでも、食べ方や仏教的生活の仕方について、学ぶところが多く、後半はティク・ナット・ハン師の教えが詰まっていた。肥満を根本的に解決する方法が書いてあるとも思う。2021/03/28

たかこ

5
マインドフルネスの実践の中でも、食べる瞑想は取りかかりやすい。私たちは毎日何かを食べているけれど、マインドフルに食べるとどうなるのか、この本は教えてくれる。ダイエットの観察と実践、後半は運動について、仏教の教えからマインドフルネスの実践がとてもスムーズに身体に入っていく。帯の日野原重明先生のお言葉通り、これを読んで実践すれば、本当の命と幸福と、平和とが与えられると信じられる。人は永遠には生きられない。あらゆる考えや事柄が永続するものではないことを毎日、思い出すことが大切である。一瞬一瞬充実して生きる。2020/08/16

Go Extreme

1
ダイエットの苦しみに終わりを告げよう: 肥満の苦しみと背景 解決への希望と方法 4つの真理とダイエット 今、この瞬間を立ち止まって観察しよう: 4つの対象 マインドフル食事法: 7つのプラクティス マインドフル運動法: 科学的な運動のプラン 文明の利器から離れたマインドフルな生き方 マインドフルな生き方への秘訣: 体と心に滋養を 四つの視点から栄養を捉え直す: 口から摂る栄養 感覚印象 意志 意識 社会がマインドフルになる: つながりを深める世界 2分法の先にあるもの 感謝できることで満ちている毎日2019/09/08

yukari

1
ここに書いてあったマインドフルネスを日常生活で実践するというのがとてもいいなと思った。食事、歯磨き、掃除など普段何気なく行うものをマインドフルネスでやってみる。瞑想はもちろん大事だと思うのだが、瞑想ばかりフォーカスされて、生活の大部分を占めるような行為にはマインドレスなのはあまり意味がないのではないかと思っていたので、とっかかりやすい普段の行動から意識を変えてみるというのはとてもいいと思う。2018/09/25

Mayo Nishino

0
現代人は肥満・過剰体重に苦しめられているという前提で書かれている点で「太っている=不幸せ」という著者の偏見があるように感じられて違和感があった。しかし、日常的にマインドフルネスの考え方や行動をどのように取り入れるかという点に関しては参考になる。2019/04/29

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